俳優ユ・アインにプロポフォール処方の医師、自身にも投薬で逮捕…きょう(16日)令状審査


韓国俳優のユ·アインが麻薬類4種を投薬した疑いで警察の調査を受けている中、これを処方した医師A氏が自分にもプロポフォールを投薬したことが分かった。

16日、ソウル中央地裁は医師A氏を麻薬類管理法違反の疑いで令状実質審査を行う。ソウル警察庁麻薬犯罪捜査隊は、A氏がユ・アインにプロポフォールを処方した情況などを調べる中で、本人にプロポフォールを不法投薬していることを確認し、拘束令状を請求した。


先立って先月25日、食品医薬品安全処はユ・アインに対して警察の捜査を依頼した。ユ·アインは2021年1月4日から同年12月23日まで、計73回にわたってプロポフォールを投薬したと伝えられた。

ユ・アインが投薬した麻薬類は計4種でプロポフォールの他にも大麻、ケタミン、コカインまで麻薬類陽性反応が出た。インチョン(仁川)国際空港で身体押収捜索後、簡易尿検査で大麻の主成分が検出され、毛髪検査でコカイン、ケタミンなどが検出された。

その後、警察はソウル・カンナム(江南)区やヨンサン(龍山)区一帯の整形外科などの病院でユ・アインの医療記録を確保した。7日にも警察はユ·アインの自宅2か所を押収捜索し容疑を裏付ける証拠物を確保した。


警察は押収捜索、関係者の調査などを通じて麻薬投薬関連証拠資料を1万枚以上確保したと発表した。警察はユ・アインの麻薬投薬容疑について十分に立証可能だと判断し、拘束令状の申請を検討していない。

近いうちにユ・アインは被疑者として出席するものとみられる。ユ・アインがまもなく召還され調査を受ける予定だが具体的な日程はまだ出ていない。

WOW!Korea提供

2023.03.16