麻薬投薬の疑いが持たれている俳優ユ・アインが警察の調査を受ける見通しだ。
19日、警察によると、ソウル警察庁麻薬犯罪捜査隊は麻薬類管理法違反の疑いが持たれているユ・アインに対する被疑者調査の日程を調整中だという。警察は来週のうちにユ・アインを直接呼んで調査を進める計画だ。
警察は先立って、13日と14日にユ・アインのマネジャーや知人を参考人として呼び、調査。その知人はユ・アインと一緒に海外旅行に行ってきたと伝えられた。押収捜索分析資料やマネジャーなど周辺の知人の陳述に基づき、ユ・アインに麻薬類の投薬経緯や時期などを確認するものとみられる。
ユ・アインはプロポフォール常習投薬疑惑と大麻、コカイン、ケタミンなど4種類の麻薬類投薬容疑を受けている。当初、警察はユ・アインのプロポフォールの常習的な投薬疑惑に焦点を当て、捜査を進めてきた。食品医薬品安全処は、ユ・アインがプロポフォールを常習的に投薬した状況があるとし、捜査を依頼した。
食品医薬品安全処によると、ユ・アインは2021年の1年間、73回にわたって4400ml以上のプロポフォールを投薬。これを基に、警察はユ・アインが昨年までに計100回以上プロポフォールを投薬したとみている。
警察は先月5日、仁川国際空港を通じて帰国したユ・アインの身体押収捜索令状を執行し、国立科学捜査研究院に精密鑑定を要請。その結果、プロポフォール以外にも大麻の陽性反応が出たことに加え、コカインとケタミンの投薬まで明らかとなった。
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