ずっとファンと連絡が取れないチンチンはナンシにファンと連絡が取れるようにしてほしいと頼んだ。ファンがシンヤと結婚することを知っていたナンシはチンチンにどのように説明すれば良いか分からず、チンチンを助けるとだけ答えた。この時、ファンはシンヤに付き添ってドレスの試着に来ていた。シンヤが新しいドレスに着替える隙を狙いチンチンに別れる旨の電話をした。チンチンはファンからシンヤと結婚することを聞くと涙をこらえてファンの選択を受け入れることにしたのだった。ナンシはシンヤに連絡しドレスショップを訪れた。すると、ドレスショップの前で泣いているファンを目撃してしまう。

ファンは学校に戻るとチンチンとの思い出に浸っていた。一方チンチンもファンからもらった植木鉢をぼんやりと眺めていた。チンチンのおじいちゃんは孫娘の様子を心配し、後悔しないよう、勇気を持って自分の幸せを追いかけるようにチンチンに言い聞かせた。

シンヤとファンの結婚式当日、ようやく願いが叶ったシンヤは幸せを噛み締めていた。一方ファンは終始暗い表情のままであった。ファンが神父の問いかけに戸惑っていると結婚式場にチンチンが現れる。チンチンは改めて自己紹介をすると、ファンは自分のものだと主張したのだった。隣で騒いでいるシンヤをよそにチンチンはアルバムについていた握手券を取り出すと5秒だけ約束を守ってほしいとファンに言った。差し出されたチンチンの手を前にしたファンはシンヤの反対を押し切ってチンチンの手を握った。この時ファンは自分が本当に愛している人はチンチンなのだと改めて気づくとチンチンの手を引いて結婚式場から逃げ出した。会場に残されたシンヤは2人が離れていくのをただ見つめていた。

WOW!Korea提供