【全文】韓国芸能製作者協会、SM事態に懸念示す「芸能文化界の生態系を破壊する非道徳的仕打ち」

少額株主を保護する行動主義という名目を掲げたALIGN PARTNERSの厚顔無恥な扱いは「善人のふりをした悪人」に違いありません。彼らは文化の特性や制作システムに対する理解は眼中にもなく、ひたすら自分らに有利な言葉選びを繰り返し、芸能人を単に収益創出の道具としてのみ利用しようとする反文化的集団、利己主義行動に没頭しています。金融秩序を乱し、反社会的利権の争奪戦を繰り広げているALIGN PARTNERSには即刻、その行動を止めることを望みます。

今日のSMと韓流K-POPがあるのは、創業者の相当な献身とSMアーティストたちの血と涙の努力があったからだと思います。しかし、SMの現経営陣は一連の過程で大株主であり創業者のイ・スマンプロデューサーや所属アーティストたちとの相談や理解さえ求めないまま、一方的で独断的にALIGN PARTNERSというファンド会社と共にイ・スマンプロデューサーを追い出しました。われわれの業界と社会がこうしたことを容認してしまえば、この国の経営主や創業者は自身の経営権を守るためにだけに努めなければならない事態に陥るでしょう。ALIGN PARTNERSと現経営陣、そして大企業が起こしているこの敵対的M&Aは反社会的、市場かく乱行為に他なりません。

また、SM現経営陣の姿は最小限の人間的信義や道理すべてをなくしてしまう裏切り行為で、芸製協は黙過できないことを明かしておきます。創業者が追われたように、会社をHYBEに移すという急変事態に業界は混乱のどつぼにはまっています。

創業者イ・スマンプロデューサーの名誉は突然、影も形もなく消え去る危機に置かれ、SMの従業員やアーティストたちは仕事より今後展開される未来を心配しなければならない状況になりました。こうした問題を引き起こしたSM現経営陣と恐竜企業の経営権騙取(へんしゅ)行為は、そのアイディアからも正当性を認めることはできません。


芸製協はSMがはやい段階で正常化し平穏を取り戻すことを希望し、これから展開されるSM事態を注意深く見守っていきます。もし正当化されず、たこ足式経営拡張を狙う恐竜企業と現経営陣の野合が続き、業界の生態系を乱す経営権略奪行為があれば、芸製協は決して座視していることはないと警告します。

2023年2月15日
社団法人 韓国芸能製作者協会

WOW!Korea提供

2023.02.15