【全文】韓国芸能製作者協会、SM事態に懸念示す「芸能文化界の生態系を破壊する非道徳的仕打ち」


音盤制作者440社余りの会員で構成されている韓国芸能製作者協会が15日、SMエンタテインメント事態に関する立場文を発表した。

■以下は韓国芸能製作者協会の立場全文。
<SM事態を見る韓国芸能製作者協会の立場文>
音盤制作者440社余りの会員で構成される社団法人・韓国芸能製作者協会(会長:イム・ベクウン/以下、芸製協)は最近引き起こされた会員会社SMエンタテインメント事態に対し、深刻な懸念と共に、次のような立場を発表します。

SMエンタテインメントは韓流K-POPの礎を築いてきた名実ともに大韓民国を代表する企画会社であり、韓流の象徴的な会社です。SM創業者イ・スマンプロデューサーは、韓流の育ての役割を果たし、世界が認めるK-POPのレジェンドプロデューサーであり、グローバルリーダーです。われわれ音楽制作者たちのプライドを見守るレガシーであって、誇らしいK-POPの先駆者でした。不毛だった音盤市場を産業化、企業化し、今日の大韓民国のコンテンツ産業に発展させたのもイ・スマンプロデューサーのパイオニア精神に助けられたものであることは否定できない事実です。


そのため、最近のSM事態を見る音盤制作者は実に衝撃と怒りと複雑な思いを隠すことができません。SMの現経営陣と巨大恐竜企業、そして行動主義を掲げ実際には収益を狙う反社会的ファンドが野合し、敵対的M&Aを目指す浅はかな企みに、われわれ制作者は驚愕と怒りを表します。

イ・スマンプロデューサーが数十年間、血と汗を流し会社を作る過程で、仮に内部的な問題があったとしても、彼がSMの創業者であり大株主であった事実は明白な事実です。イ・スマンプロデューサーから専門経営を受任されたSMの現経営陣は創業者で大株主を排除するため、マルチプロデュース体制構築と株主価値の向上という見かけだけの名分を立てた後、恐竜企業に新株と転換社債の発行で会社を横取りしようとする野合を試みているのであり、これは黙過できない裏切り行為で、芸能文化界の生態系を破壊する非道徳的、非倫理的、非紳士的な仕打ちだと言わざるを得ません。

(2ページに続く)

2023.02.15