さらに、HOT100チャートに2曲以上を同時に一番早くチャートインさせたK-POPアーティストというタイトルも獲得した。現在までHOT100チャートに同時に2曲以上チャートインさせた歌手は「BTS」、「BLACKPINK」そして「NewJeans」だけだ。2013年にデビューした「BTS」は2020年3月「ON(4位)」、「MyTime(84位)」などをHOT100チャートに同時にチャートインさせた。2016年にデビューした「BLACKPINK」は2020年19月に「Ice Cream」と「Lovesick Girls」を同時にHOT100にチャートインさせた。それぞれデビュー8年目と5年目に叶えた成果を、「NewJeans」はデビュー6か月で成功させた。
HOT100は、全てのジャンル音楽を総合し集計するアメリカビルボードのメインチャートだ。ストリーミング実績、音源と音盤販売量、ラジオ放送回数などを総合するので、アメリカ国内の大衆的な人気を測る重要な物差しの一つだ。「NewJeans」はアメリカで正式デビューも大々的なアメリカプロモーションも行っていない。ゆえにより「NewJeans」のHOT100チャートインが注目を受けている状況だ。
専門家たちは全年齢帯を網羅する「NewJeans」の音楽が、このような成果が可能だった秘訣として選んだ。「BTS」の活躍でK-POPブランドがアメリカの音楽市場で地位を築く中、α世代(0~12歳)をはじめとしMZ世代(10~40代)まで誰もが簡単に聞けて共感できる音楽とパフォーマンスがアメリカでも通じたという分析だ。キム・ホンシク文化評論家は「α世代は『NewJeans』の多様なコンテンツ(音楽、パフォーマンス、チャレンジ、2バージョンのミュージックビデオ)にはまり、MZ世代は昔の感性を刺激る「Ditto」の音楽とミュージックビデオに魅了されているように見える」とし、「アメリカでもレトロが重要なヒットキーワードだが、『NewJeans』の『Ditto』は特有のレトロカラー間を生かしたという点で現地で大きな反応を得られた」と話した。キム評論家はまた、「『BTS』がアメリカなど全世界で愛された秘訣は全ての年齢層が共感できる音楽とメッセージだった」とし、「『NewJeans』も似た歩みを見せているという点で、『BTS』に続く次世代K-POP走者になる」と展望を話した。
WOW!Korea提供