ユ・テオを含む主演俳優への賛辞も続いた。評論家キャット・カルデナス(Cat Cardenas)は、「二度目のスタンディングオベーションは監督と主演俳優のグレタ・リーとユ・タオのまばゆいほどの化学反応への賛辞だった。2人の空虚な演技が静かな深淵につながる」と評し、「ロサンゼルス・タイムズ」のジャスティン・チャン(Justin Chang)は「カメラの後ろでユ・テオの演技を見ていることが嬉しかった」と評した。このうちイギリスのメディア「ガーディアン」誌は4つ星を付け、セリーヌ・ソン監督の成功的なデビューだと評した。
ユ・テオは「韓国語で演じたニューヨークの独立フィルムというのが私にとっては深い意味がある。人の縁というテーマを扱った映画だが、私もニューヨークで演技を勉強して、韓国で俳優として活動するさなか、この映画に出演することになりニューヨークで撮影した。住んでいたニューヨークの街で韓国語のセリフで撮影をしながら、漠然と縁とは何だろうかと思った」とし、「今日、この映画を観たら、縁というものへの感受性がよく表現できているようで、フィルムが与える材質感が何か香りを醸しだし癒された。とても現代的なクラシカル映画という印象を受けた」と所感を明らかにした。
ユ・テオは現地時間の22日、韓国時間で23日の早朝、サンダンス映画祭でプレス懇談会を行う予定だ。
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