それだけでなく、ヨハンとミホにこの苦痛から解放してくれとお願いしたチャン・ヒの哀切な視線を、彼は重厚感たっぷりに込めた。ここに、最後を迎える瞬間「ただの1日も痛いのは嫌だった」という胸をしめつける言葉で残念さを誘い、ドラマの没入を導いた。
このように、チェ・テジュンは紆余曲折を経験してきた、1人の人物の姿を完全に自分のものとして作り上げ表現し、心の感嘆を呼び起こした。特に、ファンタジーというジャンルの中でも現実的なセリフを堂々と伝えて心を共鳴させ、再会した兄弟間のケミストリーを炸裂させて名シーンを誕生させた。パート1のエンディングまで、人間と妖怪を行き来する演技力で、共感と響きを同時に伝えた。
これに、「アイランド」パート1で強烈なインパクトを残した彼は、所属事務所ゴーストスタジオを通じて「監督さん、俳優の方々とともに作業することができてとても幸せだった。特に、心も外見も完璧な俳優チャウヌさんと共演できて楽しかった。寒い冬、皆さん一丸となって一生懸命作業する姿は、僕にとって良い刺激になった」として、撮影現場の温かさと情熱をどちらも確認することができた出演の感想を伝えた。続いて、「新年には良い作品で挨拶させていただきます。『アイランド』最後まで楽しく見てほしい」と、次回作をさらに期待させる挨拶と応援を残した。
一方、チェ・テジュンが出演したTVINGオリジナルシリーズ「アイランド」パート2は、2月24日からTVINGを通じて公開される予定だ。
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