俳優イ・ジョンソク＆歌手IU（アイユー）、10年の歴史の結実…「結婚、おかしくない年頃」

俳優のイ・ジョンソクと歌手兼女優のIU（アイユー）が10年の縁を経て恋人同士に発展し、話題になっている。

二人の縁は今から約10年前、2012年8月にさかのぼる。当時、新人だったイ・ジョンソクとIUは3か月あまりMCとして呼吸を合わせ、初めて縁を結んだ。

しかし、この時は不和説が浮上するほど言い争うケミを表わした経緯がある。イ・ジョンソクが直接不和説について明らかにしたりもした。彼は過去SBSのトークショー「化身-心を支配する者」で「実は『人気歌謡』のMCをした時、IUと私的な話は一言もしなかった」と告白した。

続けて「『人気歌謡』は、幼い年齢層がターゲットなので扮装や表現のようなものを1次元的にしなければならなかった。私はそのようなことが嫌いだったが、IUは他の音楽番組と差別化しようと多くのアイデアを出した。ピーターパンなど数多くの扮装をしたが、その度に少しいらいらした。部屋を開けてこういうのが嫌で淡々と進行したが、そのようなことがちょっと誠意がないように見えると誤解されたりもした」として「全国民が皆好きな国民妹IUだが、その当時は本当に憎らしかった」と率直に打ち明けた。

不和を乗り越えてさらに固い関係に生まれ変わった。イ・ジョンソクは「後で辞める頃になると憎い気持ちになったのがとても残念だった。その後、連絡を取りながら寂しかったことを全部話した。するとIUが「お兄さんはずる賢く作家さんに話すのか」と怒った。今はIUと数少ない芸能人の友達の中で親友になった」と親交を誇示した。イ・ジョンソクは2017年IUコンサートに参加するなど縁を続けた。

結局、先月30日イ・ジョンソクは「2022MBC演技大賞」で大賞を受賞し公開告白、IUとの10年叙事に傍点を打った。 IUの実名を挙げなかったが、「悩みが多い時に良い方向に導いてくれた方がいた。その方にこの場を借りて必ず言いたいことがある。いつもそんなに素敵でありがとう。私がとても長い間好きだったと、尊敬していると伝えたい」と、翌日の熱愛説を念頭に置いた決心で発言をした。

イ・ジョンソクの「その方」がIUであることが明らかになると、両側は直ちにピンク色のスキャンダルを認めた。

特にイ・ジョンソクは「人気歌謡」MC時代、IUと「サム」があったというビハインドストーリーも解説した。彼は「その友達（IU）は20代半ば頃に初めて縁を持つようになり、何か初恋以上に大きいが、また叶えられなかった残念な気持ちもあった。長い時間を友達として過ごしていたが、今になってこうなった。私はあのまま生きていても、いつも心の片隅に落ち着いた変な友達だったようだ。このように話せば、私たちのファンは理解できると思うが、私にとって『カン・ダン』(ドラマ『ロマンスは別冊付録』の中のキャラクター)のような存在だった」と打ち明けた。

イ・ジョンソクは「友人としてどんな方向性と人生の悩みを一緒に言い争ってくれたり、頼りになったり、妹だがたまに姉のようでも、大人のようでもあるが、また守ってくれて素敵な友人だ。今は私をより良い人にしたくなる」と伝えた。

IUもやはりイ・ジョンソクについて「長い間ありがたくも私を応援してくれて、私にいつも『素敵だ、素敵だ』と言ってくれて。また、心からの激励を送ってくれた頼もしい可愛い人だ。いつも私に一番注目してくれるユエナ（ファンクラブ名）だから、私が最近情緒的に楽で良い時期を過ごしていることを感じていると思う。その一方で最近特に仕事に対する自負心と情熱がさらに湧き出る理由の中には、近いところで長く褒めてくれる良い友人がいるためでもあるようだ」と格別な心を表わした。

これに対しイ・ジョンソクとIUの最近の行跡が「熱愛シグナル」として再照明されたりも。イ・ジョンソクは2022年2月、ファッションマガジンELLEコリアとのインタビューで「長く休めるなら何がしたいか」という質問に「新郎授業」と答えた。彼は「私の20代の時のインタビューを見れば『若くてきれいな時に結婚を早くしてほしい』という話をしたが、それでもし長く休めるならばあらかじめ新郎授業をしてみたらどうかという気がする。今は実は結婚がおかしくない年になったから」と結婚の考えを表わした。

また、イ・ジョンソクは「あまりにも家族と家庭に対するロマン、ファンタジーがある」として「新郎授業を受ければ料理もあるだろうし、私の未来の妻のためにマッサージのようなことも学べるだろうし。まあいろいろ、団欒できる家庭を築くために学べることがあるのではないか」と明らかにした。

それだけでなく、彼は「神がたった一つの願いを叶えてくれるとしたら？」という問いに「私の理想のタイプを占ってくれること」と話した。