「取材レポ」カン・ハヌル、優しい笑顔でファンの心をわしづかみ!初の日本ファンミーティング大盛況のうちに終了!「時間が本当に早く過ぎてしまいました。まるで甘い眠りについていたような一時でした。」

クイズコーナーを終えてからは、ファンから事前に募集していた「お悩み相談」のコーナーへ。悩みが書かれたポストイットで埋め尽くされたボードが登場すると、カン・ハヌルから選定方法が提案された。ボードを直接見ずに手を上下に動かす間に客席のファンの「ストップ」という声で手を止めて、その位置にある悩みに答えるというもの。ボードに沿って手を上下にさせる姿に、会場からは笑いが起きるが、彼は真剣そのもの。客席からの「ストップ」という声に手を止めて、ボードは一切見ないで手探りでポストイットを剥がす姿もシュールな笑いを誘った。

当てられたポストイットには、悩みだけでなく質問も入っていて、「最近見ている韓国ドラマはなんですか?」という質問には、自身が出演している最新ドラマ「カーテンコール」を勧め、「東京観光するならどこに行きたい?食べたいものは?」という質問には、「日本の文化が好きなので、ドラマ『逃げるは恥だが役に立つ』の星野源さんや新垣結衣も好きですし、アニメも好きなので、東京に行ったら何をしようかという想像はしていました」と伝え、星野源にハートを送りつつ、「東京に来たら行きたいところもたくさんあるのですが、秋葉原で好きなアニメのフィギュアとかを買いたいです。それから食べたいものはカレーつけ麺。カレーもラーメンも好きなので」と答えた。また、数学が苦手だという悩みには、「僕と悩み事が一緒ですね。頑張れ」とガッツポーズを見せてエールを送って解決。「仕事を探しています。辛い時はどうやって乗り越えれば良いですか?」という悩みには「個人的にはこう思います。おそらく仕事が見つかったら、次はどうしたら休めるのかという答えをみるけるために探すことになると思います。何か絶えず探し続ける状態が続くかもしれませんが、いま置かれた状況で何が楽しめるのかということを考えるのも重要だと思います。もちろん仕事を探すことに力を注ぐことも重要ですが、そこだけに全力を注ぐよりは、いま、自分にとってどんなことが楽しめるのかということに力を注げると良いのではないかと思います。そうすれば辛さも和らぐのではないかと思います」と真摯に答えると、会場から大きな拍手が送られた。

「カン・ハヌルのようにどうしたら背が高くなるのか?」という質問には「毎朝背伸びをする。牛乳、豆乳、ビタミン、カルシウム…」と答えながらも「物理的なものではなく、その代わりに内側の心を大きく成長させることが重要ではないでしょうか」と伝え、彼の真面目な性格が垣間見える時間となった。


イベントの後半には、「ハヌルを探せ」というタイトルで、写真の一部を見てドラマの題名と役名を当てるゲームを行い、当てたファンにサイン入りチェキをプレゼントしたり、カン・ハヌルが親しい人と電話をして最後に切るときに言う「愛してます(サランヘ)チュッ」というメッセージをスマホの録音機器に録音するプレゼントをしたり、プレゼントを大放出してファンを喜ばせていた。
客席にいるファンから直接質問を受け付ける時間も設けられ、「好きな人がいたら、自分の中で一番ロマンチックだと思う告白方法を教えてほしい」という質問には、「良い質問ですが、動揺しています」とマイクを叩いたり、口に手を当てながら悩み出す。彼は「僕が好きな場所に行って告白するのが最も良い方法ではないかと思います。僕にとって安らぎが得られる大切な場所で告白をするのがロマンチックでないかと思います。例えば『椿が花咲く頃』の階段の上とか」と伝える、しかしこの答えに司会者は「この場所も安らぎの場所で、告白の条件と一致しますよね」と、告白を聞きたいというファンの気持ちを代弁。告白が聞きたいというファンの大きな拍手が沸き起こると、「何て言えば良いかな…」と照れながらも、「僕はそんなに持っているものも多くないし、得意なことも多くないけど、これから一緒に笑いながら時間を過ごしていかないか」とはにかみながら告白。心にじんわりと染み渡るような告白に、ファンも大満足。大きな拍手で彼の告白を受け止めていた。

時間が過ぎるのはあっという間で、イベントも終盤を迎えていた。イベントの感想を聞かれたカン・ハヌルは、「時間が本当に早く過ぎてしまいました。まるで甘い眠りについていたような一時でした。2部が始まる前に聞いたのですが、とても遠い場所から来てくれた方々もたくさんいると聞きました。きょう会場に足を運んでくれて会場をいっぱいにしてくれてありがとうございました。後ろにいる皆さんも、あまり見えなかったかもしれないのですが、座った状態で僕のことを応援してくれてありがとうございました。次回はもっと近くで会えると良いですね。また来ますので、バイバイの気持ちにならないでくださいね」と優しい笑顔を見せ、最後に映画『セシボン』でカン・ハヌルが歌った曲「愛する気持ち」を披露。「♪愛する気持ちよりこれ以上良いものはないと思うよ 愛されるその瞬間より 心あたたまることはない」と、カン・ハヌルとファンがお互いに愛し、幸せだという気持ちを表現しているような歌詞が心に染み渡る。カン・ハヌルの澄んだ明るい歌声もファンの心を癒した。そして笑顔でステージを後にすると、会場からはアンコールを求める拍手が…。
その拍手に応えて再登場した彼は、「来年も必ず来るので、必ずまたお会いできたら嬉しいです。皆さんが応援してくれるので、アンコールの歌を歌うのですが、僕は歌手ではありません。俳優なので上手く歌うことはできないので適当に聞いてください」と笑わせつつ、「本当は日本の曲を準備したいと思っていたんです。星野源さんの『恋』とか、ダンスもしようと思ったのですが、いまは撮影があって時間がなくて準備が間に合いませんでした。次は必ず見せたいと思います」とファンの期待を高まらせた。そして、「最後の曲をお届けしたいと思います。気をつけてお帰りください。幸せな日々を過ごしてください」と伝え、アンコール曲にBig Mamaの「諦念」をセレクト。離れたくないという想いをエモーショナルに響かせ、心に訴えかけてくる歌声と切ない表情に、ファンもじっくりと聴き入っていた。
イベント中、常に笑顔を絶やさず、親近感と愛嬌もあって、優れたユーモアセンスでファンを笑顔にしていたカン・ハヌル。彼の魅力を十分に味わえたイベントは、温かい拍手に包まれながら幕を閉じた。

取材:Korepo(KOREAREPORT.INC)

 

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2022.12.16