ことしの「SBS演技大賞」の主人公は誰なのか。
有力候補のうちの1人に議論されている俳優ナムグン・ミンが、特別だった1年の終わりを受賞の栄光と共に飾ることができるのか関心が集まる。
ナムグン・ミンは11月に終了したSBSドラマ「わずか1000ウォンの弁護士」で活躍した。“信頼して観るナムグン・ミン”のキャッチフレーズを再確認させるかのように、8話で視聴率15%(ニールセンコリア全国)の壁を破った「わずか1000ウォンの弁護士」は、最終回15.2%の自己最高数値を記録し終了した。
「わずか1000ウォンの弁護士」は勢いがよかったスタートとは異なり、後半部に納得しがたい縮小編成と頻繁な放送休止、過度なPPLなどで雑音が生じたりもした。これにより鈍くなってしまった上昇傾向には物足りなさが残るが、いずれにせよナムグン・ミンの存在感がドラマのヒットをけん引したということには異見がない。主人公のチョン・ジフンを演じきったナムグン・ミンは、コミカルと正劇を行き来する演技力で、視聴率や話題性の二兎を得た。
これにより、2020年のSBSドラマ「ストーブリーグ」と昨年のMBCドラマ「黒い太陽~コードネーム:アムネシア~」で大賞を受賞したのに続いて、再び大賞受賞の可能性を開くことになったナムグン・ミン。「わずか1000ウォンの弁護士」が年末の授賞式と比較的近づく時期に視聴者たちに大きなインパクトを残したという点でも有利に考えられる。
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