今回は、7年ぶりにカムバックしたKARA「WHEN I MOVE」をレビュー!
韓国ガールズグループ「KARA」は2007年に韓国、2010年に日本でデビューしたアイドルグループである。
2015年に「マンマミーア」を発売して以来、約7年ぶりに完全体で15thアニバーサリーアルバム『MOVE AGAIN』で新曲「WHEN I MOVE」をひっさげてカムバックした。
今回K-POP界で話題となったのは、7年ぶりのアルバム発売だけに留まらない。2014年にKARAを脱退したニコルとジヨンが、KARAとして活動再開するということも相まってである。2014年にKARAに合流したヨンジとは、初めて活動を共にすることになった。完全体でありながら、「新生KARA」としての活動であるがゆえ、さらに期待感が高まっている。
完全体でカムバックするにあたり、各音楽番組への参加やバラエティー番組への出演など次々と行っており、久しぶりに韓国内でグループ活動を行うという報告に、ファンは5人の姿を切望しているコメントで溢れている。
そして先月29日、「WHEN I MOVE」でカムバックした彼女たち。
アルバム名『MOVE AGAIN』は、これまでカムバックを待ってくれたファンにステージに立つKARAのカッコいい姿(MOVE)を再び見せてあげたいという意味を持っている。長期間、一途な気持ちで愛と声援を贈ってくれたファンへの感謝の気持ちをギュッと込めたアルバムだ。
「WHEN I MOVE」はミレニアムスタイルの編曲で、作詞にはKARAのメンバーが参加した。
前半は、「STEP」で見せたようなノリの良さとキャッチーなメロディーでリスナーを湧かせてくれる。そして7年を感じさせないダンスのキレやギュリの安定した歌声と、KARAの新しい末っ子であるヨンジが力強い歌声と豊かな表情で曲の世界観を広げてくれる。
後半では、ジヨンとニコルがビートに乗って迫力のあるラップを披露してくれる。そして、エレキギターがかきたてられる中、KARAのリードボーカルであるスンヨンの美声と高音が響き渡る。一度聴くと、二度目も聴きたくなる、とても中毒性の高い曲になっていた。
WOW!Korea提供