初回放送では、3年ぶりに帰ってきた体育館での無伴奏ラップ予選の模様が公開され、今シーズンも因縁のあるプロデューサーと参加者の対立構図はもちろん、優勝候補者、注目のラッパーたちが次々と紹介された。
その中でも、一番注目を集めたのはイ・ヨンジ。「高等ラッパー3」で優勝した後、そのキャラクターの面白さでバラエティでも大活躍。最近、ナ・ヨンソクPDの「ピョンピョン地球娯楽室」(tvN)にもレギュラー出演したばかりで、そのタレント性は誰もが知るところだ。
そんな勢いのあるイ・ヨンジが「わざわざ、なぜ?」だったが、本人いわく、ラップに対して熱くなれる人なのかをもう一度確認したかったし、挑戦することが好きな人であり、参加することで何か気づきがあるだろうから、その気づきを得たくて出ることに決めたのだという。スタッフとの事前インタビューで、「出なかったら、後悔すると思った。出たら失敗にしろ成功にしろ結果が出る。後悔するくらいなら、むしろ出て失敗し、痛い目に遭おうと思った」と語っていた。やはりイ・ヨンジは器が大きい。潔く、度胸があってカッコいい。
そして、体育館予選では、「高等ラッパー」でイ・ヨンジを優勝に導いた師匠The Quiett、イ・ヨンジが理想のタイプに挙げるパク・ジェボムのどちらが審査をするのかが注目ポイントになっていたが、審査をしたのはパク・ジェボム。イ・ヨンジの無伴奏ラップを聴いたパク・ジェボムは拍手をし、合格を告げた。
ちなみに、パク・ジェボムの審査でいうと、この予選に「MBLAQ」出身のチョンドゥンの姿も。今さらながらヒップホップにハマり、今回挑戦にやって来たそうだが、いわゆる“第2世代アイドル”出身の2人が審査する側とされる側として対面。パク・ジェボムはチョンドゥンを不合格判定したが、「ジェスチャーなどはとても良いけれど、アイドルを長くやってきたので、飾ろうとしている感じが見える。人為的なトーンがあるので、いろいろなラッパーたちと交わり、たくさん交流していったら、すぐに良くなると思う」と親身にアドバイスを送る姿が印象的だった。
始まれば何かと注目を浴び、話題性の高い「SHOW ME THE MONEY」。今シーズンは全10話で、12月23日まで放送される予定だ。
WOW!Korea提供