是枝裕和監督が、俳優ソン・ガンホと香港俳優トニー・レオンと一緒に映画を撮りたいという願いを表わした。
「第27回プサン(釜山)国際映画祭」で、映画「ベイビー・ブローカー」のオープントークが8日午後、釜山・ヘウンデグ(海雲台区)の映画の殿堂BIFFXGENESIS野外ステージで行われ、是枝裕和監督とIU(イ・ジウン)、イ・ジュヨンが参加した。
この日是枝裕和監督は、「釜山国際映画祭の開幕式に参加して、控室でソン・ガンホとトニー・レオンが一緒に待機しているところを見た」と、伝えた。
続いて「お二人が、久しぶりだとあいさつするのを見て、監督ならば誰でもそうだと思うが、お二人と一緒にするなら、どれほど光栄だろうか。 監督として欲が出た」と、付け加えた。
それと共に「『ベイビー・ブローカー』が、ソン・ガンホとの出会いをきっかけに出発したように、映画祭が監督と俳優を繋いてくれる場所であるようだ。 これを契機にまた、作品が出てくるのではないかと、私も期待している」と、話した。
「ベイビー・ブローカー」は、ベイビーボックス(赤ちゃんポスト)をめぐって関係を結ぶことになった人たちの予期できない特別な旅程を描いた作品だ。