イベントの終盤では「ミョンスの明日」として、キム・ミョンスの未来について語るコーナーへ。エルは、「今後40歳になるまでは歌手としても俳優としても活動を続けていきたいと思います。今日のイベントはファンミーティングではなく、ファンコンサートです。歌うだけなら話す時間もないですし、ファンミーティングだけだと歌う時間もないので、ファンコンサートという形でこれからも開催していきたいと思います。台本があるけど無いようなものですが(笑)。皆さんにたくさんお会いできるような時間を設けたいと思っています。俳優や歌手活動の合間にはYouTubeチャンネル(ミョンミョンチューブ)も投稿していきたいですし、趣味の写真も機会があれば展示会もしたいと思います。そのためには僕の実力を磨かなければならないので一生懸命頑張りたいと思います。そして、このすべてをこなすには健康が必要ですよね。僕も健康でなければなりませんし、みなさんも健康であってほしいです。コロナが落ち着いてきて、歓声があげられる時にまたお会いできれば嬉しいです」と今後の活動計画を伝えた。
そしてファンコンサート最後は、入隊前に発表した曲「記憶と記憶の間」を歌唱。ギターの穏やかな音色に、柔らかくて包容力のある歌声が溶け込み、聴く者の心にゆっくりと染み渡る。その歌声に客席からは大きな拍手が起こり、そのままアンコールを求める手拍子が鳴り続いた。
手拍子に応えて再登場したエルは、秦基博の「ひまわりの約束」をアンコール曲として披露。ファンに会える日を待ち焦がれていたと、言葉では恥ずかしくて言いづらいから曲を通して伝えたくてこの曲をセレクトしたという。「ひまわりのような まっすぐなその優しさを 温もりを全部 これからは僕も届けていきたい ここにある幸せに気づいたから」と歌い、優しく微笑んだ。
歌唱後はファンが撮影できるフォトタイムが設けられ、エルは恥ずかしがりながらもハートのポーズやギャルピースなど、さまざまなポーズを見せてファンサービス。終わりゆくイベントを名残惜しみながら、「またすぐに来れるようにしたいと思います。今後も作品や曲を出して活動をしていきます。お越しくださったファンの皆さん、本当にありがとうございました。それから健康は大事なので体調には気をつけてください。皆さんの声が聞きたいのに聞けなくて残念ですが、早くコロナが収束して、また元気な姿でお会いしましょう」と再会を約束。最後は「以上、皆さんの永遠のボーイフレンド、エルでした。バイバーイ!」と挨拶すると、手を振りながら笑顔でステージを後にした。
本編終了後には、来場者全員とのハイタッチ会が行われ、ファン一人一人を見送ったエル。彼の温かい笑顔と真っ直ぐな人柄がたっぷりと伝わるファンコンサートだった。
取材;Korepo(KOREAREPORT.INC)