キム室長は直接ソヌを訪ね、自分が20年前の殺人事件の目撃者だと告白した。20年前の母親の事件の真実を知ったソヌは挫折した。それもワンスを疑っていたが、内心頼ってきたのも事実だったからだ。母親を殺した殺人犯のそばにいながら知らなかった事実に、ソヌは涙を流して怒りをあらわにした。復讐心に燃えたソヌがワンスを訪ねて行った時、すでに睡眠薬を飲んで自殺を図った後だった。
20年経って知った真実も衝撃的なのに、復讐する相手すらいなくなって苦しむソヌのそばでセラが見守っていた。ソヌが「僕たちはどんな関係だ?」と聞き、間接的に告白した時も、雇用主と被雇用者、探偵と助手、会長と秘書とばかり言ってきたセラだが、つらそうにしているソヌを見ながらセラも自分の気持ちを自覚した。
「これまで向き合わなければならない全てのことが怖くて、ビクビクしてメガネで隠していた。だけど生まれて初めて目をしっかり見たい人ができた。その人がつらいのは一緒に見て、幸せに笑う姿も最初にもっと詳しく見たい。超視力を持ったということが幸運だと感じられるくらいに」というセラの告白は、ソヌの心を温かく癒した。
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