2026年3月20日、ついにK-POPの心臓が再び本来の速度で鼓動し始めます。
アイドルグループ「BTS(防弾少年団)」のメンバー全員が兵役を終え、完全体として復帰することで、過去2年余り停滞期に入っていたグローバルK-POP市場は大きな地殻変動を予告しています。
2022年12月、最年長のJINの入隊から始まった「BTS」の軍空白期の間、K-POP産業は量的成長を遂げましたが、質的な渇望は解消できませんでした。多くの後輩グループがビルボードチャートに名前を載せ、アルバム初動(発売初週売上)でミリオンセラーを軽々と達成し、海外ツアーの規模を拡大しながら奮闘しました。
しかし、グローバルポップ市場のトップアーティストとして君臨していた「BTS」の巨大な影を消すには不十分でした。
海外メディアはもちろん、各国の音楽市場でも“ネクスト「BTS」”を探すことに躍起になりましたが、結局「『BTS』はK-POPというジャンルの成功ではなく、『BTS』という固有のジャンルそのものだ」という事実だけが証明される結果となりました。多くの企画会社が莫大な資本と企画力を投じ、「BTS」に続く次世代ボーイグループの大ヒットを夢見ましたが、時代の声を代弁し、グローバル大衆文化の物語を牽引する「BTS」の叙事的な重みは、決してシステムだけでは複製できませんでした。
「BTS」の唯一無二性には、冷酷な資本市場が最も早く反応しました。実際、「BTS」の完全体復帰への期待が本格的に浮上すると、HYBEの株価は反発に転じました。さらに、ニューアルバムのリリースや大規模なワールドツアーなどの具体的なスケジュールが公式発表されると、HYBEの株はさらに激しく動きました。単一アーティストの活動再開のニュースが企業の時価総額を左右する、前例のない影響力を示しました。
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