2部には「Strawberry moon」「私の手を握って」「Blueming」「昨夜の物語」「Good Day」「LILAC」など清涼感あふれる軽快な曲を配置して公演の雰囲気を盛り上げた。IUはフルバンドのサウンドに合わせて踊って歌って楽しませた。「Strawberry moon」を歌う時は熱気球に乗って空を飛びながら公演会場を一周するという圧倒的な舞台演出で注目を集めた。
IUは「Palette」に続き「Good Day」との別れも宣言した。「Good Day」が「最も大きなヒット曲であり出世曲」と表現した彼女は、「（高音が）弾ける曲である『Good Day』を配置すると、セットリストと構成がありふれたものになってしまう。もっと面白い公演を作るために決定した」と説明した。

「最善を尽くして歌う」と誓ったIUは「Good Day」の「3段高音」の区間まで無事に終えた後、「最後だったけど大丈夫だっただろうか。本当に涙が出そうだ」として、とても物足りない様子も見せた。
ゲストとして出演したパク・ジェボムの舞台が終わった後で繰り広げられた3部は、甘い音色に耳を傾けることができる落ち着いた雰囲気の曲で飾った。「膝（Knees）」「冬眠」「私だけが知らなかった話」「夜の手紙」「時間の外」などが3部のセットリストを満たした。

IUは「時間の外」を歌う前にドローンショーで壮観を演出して公演のハイライトを飾った。ドローンで空中に自身の顔を形象化したり、ハート型でファンに対する愛情を表したりした。華やかな爆竹ショーも数回披露したIUは「昨日公演を見た母が『素敵でよくやった』と称賛してくれた。父はリアクションはあまりうまくないが、泣いたという」として「父も感動した公演なら十分だと思った。一生懸命準備した甲斐があった」と語った。

最後の曲では「You & I」を歌った。大合唱と拍手でエネルギーを伝えたファンは、公演の終わりに「一歩ごとに共にする。私たちは完ぺきな14年の友達だから」というフレーズが書かれた応援ツールを掲げてIUを感動させた。IUはアンコール曲で公演をさらに盛り上げ、ファンに応えた。
今回の公演でIUは、女性歌手として初めて大規模な野外公演会場である蚕室主競技場で単独コンサートを開催した歌手となった。IUが17日とこの日2回にわたって行った公演で会った観客は約8万5000人だった。

■IUコンサート「The Golden Hour：オレンジの太陽の下」のセットリスト
「eight」
「Celebrity」
「この今（Dlwlrma）」
「一日の終わり（Every End of The Day）」
「あなたの意味」
「金曜日に会いましょう（Friday）」
「Palette（パレット）」
「Strawberry moon」
「私の手を握って」
「Blueming」
「昨夜の話」
「Good Day」
「LILAC」
「膝（Knees）」
「冬眠」
「私だけ知らなかった話」
「夜の手紙」
「時間の外」
「You & I」