兄弟の仲が限界まで遠くなった中、国民参加裁判が終わって連続殺人犯のターゲットになった社会福祉士チョ・ウンギはリュ・ソンジュンに「私、そちらを信じてみようと思います」と助力者を自任した。その後リュ・ソンフンと共にリュ・ソンジュンと接触を試みる。だが、自身は真犯人ではないと主張しながら「私も必ず捕まえたい」というリュ・ソンジュンの切実な訴えにも、「真犯人がたとえあなたであっても」として冷静さを失わないリュ・ソンフンの姿から互いに対する不信が感じられる。
こうして真犯人が本当にリュ・ソンジュンなのか、また別の誰かがいるのか、さらに気になる状況だ。潔白を明らかにするため、あるいは判決の責任を取ろうとする各自の目標のために協力を始めたリュ・ソンジュンとリュ・ソンフン兄弟、そして彼らの間で他人が見ることができなかった真実を糾明するために奮闘するチョ・ウンギ。3人は「隠された真実の中に隠されている真犯人」を探すために手段も選ばない。
こうした努力に力づけられ「法廷にいたと言った。犯人はその中にいる」という決定的な手がかりを発見した3人は、平凡さの中に隠された犯人を捕まえるために全力を尽くす。真実に近づくほど3人に対する脅威も激しくなり、彼らが果たして真犯人を捕まえて隠された真実を明らかにできるのか、事件の結末に関心が集められている。
無念にも被害者になった平凡な市民たちと、不快な真実に目をつぶった加害者たちの物語を描いたtvN金土新ドラマ「ブラインド」は、16日夜10時40分に韓国で放送が開始される。