チョ・ウンギと一緒に死の裁判に関わった陪審員8人の名前とニックネームも捉えられた。大企業に通う専務の肩書きを持って引退したカン・ヨンギ(キム・ハギュン)をはじめ、教養番組PDのペ・チョルホ(チョ・スンヨン)、ウンアム洞の奇妙によく当たる占い師として有名なクォン・ギョンジャ(チェ・ジヨン)、有名なインフルエンサー「ココママ」のヨム・ヘジン(ペク・スンヒ)とタクシー運転手のチェ・スンギル(チェ・ジェソプ)、建築会社代表のアン・テホ(チェ・ドンヒョン)、そして和食店のシェフであるチャールズ(オ・スンユン)とコンピューターのセキュリティ会社の代理チョン・インソン(パク・ジビン)まで、多様な職業ほどに強烈な個性を持つ陪審員たちの姿が興味をそそっている。
チョ・ウンギを含む9人の陪審員のうち、誰が連続殺人犯の最初のターゲットになるのかが気になる中、熱血刑事リュ・ソンジュンと警察署の人々は霧の中に隠れた真犯人を捕まえるために血眼になっている状況だ。ヨム・ギナム(チョン・インギ)署長を筆頭にオ・ヨングク(チョン・イウク)チーム長の指示の下、リュ・ソンジュンをはじめ凶悪犯罪担当4チームのチーム員たちは、これ以上の人命被害を防ぐため、犯人追跡に必死の努力を尽くす予定だ。
人物関係も一番下段の「希望福祉院5人の少年たち」というカテゴリーが疑問を残す。名前も顔もなくただ数字だけで呼ばれる人たちが属した希望福祉院とはどんな所なのか、同時に5人の少年は今回の事件とどんな繋がりがあるのかなど、無数の推測を呼び起こしている。
さらに、ジョーカー殺人事件の有力な容疑者とみなされているチョン・マンチュン(チョン・ジンウ)と希望福祉院の構成員だったク中佐(チョン・チャンウ)とペク社長(キム・ボプレ)、行方不明になった息子を探すイン・ソンモ(オ・ミンエ)と彷徨う青少年クォン・ユナ(カン・ナオン)も、なんらかのきっかけでジョーカー殺人事件から始まった陪審員殺人事件と絡んでいる。職業と性別、年齢を問わず、多様な人々と連結された殺人事件の顛末に好奇心が高まっている。
こうして陪審員連続殺人事件に飛び込んだ様々な人々の関係をひと目で把握できる人物関係図で緊張感を高めているドラマ「ブラインド」は、9月16日午後10時40分に韓国で初放送される。