※あらすじ・ネタバレになる内容が含まれています。
20日に放送されたJTBCドラマ「インサイダー」13話(視聴率2.8%)は、全員を騙したヨハン(カン・ハヌル)とスヨン(イ・ユヨン)のドキドキの芝居が描かれた。
ヨハンは突然、ゴールドマンカジノを襲撃した警察と検察と会った。指示を出したのは、ビョンウク(ホ・ソンテ)だった。ヨハンが支配人になった後、“チョンジュ”から良くない扱いを受けていた彼は、この変化がヨハンの仕業だと思って呼び寄せていたのだった。取調室でヨハンと二人になったビョンウクは「こうまでする本当の理由は何だ」と聞いた。ヨハンは、ビョンウクの殺害指示は全く知らないふりをして、できるだけ低姿勢で演技を続けた。これでビョンウクを騙しきったヨハンは、ビョンウクを“チョンジュ”にしてやるという提案までした。相当の金を約束するヨハンの言葉に、政界への進出を夢見ていたビョンウクの野望もうごめき始めた。
過去にジュン(ホ・ドンウォン)の携帯電話をコピーしていたスヨンは、ヨハンが明かす前から潜入捜査のためにソンジュ刑務所に来たことを知っていた。スヨンは、ウォンボン(ムン・ソングン)のところへ行ってヨハンの話をした。これはウォンボンの興味を刺激する火種となった。さらにウォンボンがダルス(イェ・スジョン)を殺すことを知っていながら、自分の目的のためにこれを傍観していたという事実は、さらに大きな衝撃だった。全てが筒抜けの状態でもスヨンは「あなたも私に復讐して」と言った。ヨハンは最後まで「別のキム・ヨハンが生まれないように、別のオ・スヨンが生まれないように、そしてこの世に正義がまだ残っているってことを信じられるように。自分のやり方で加害者を処罰できるように一度だけ信じて」と訴えた。
盗聴内容を通じてヨハンの計画を知ったジンヒョン(キム・サンホ)は分かれ道に立たされた。ビョンウクのところに行ってヨハンの本音を明かしてそれを対価としてソウルに残るのか、ヨハンがビョンウクと中央捜査部の人事を飛ばすまで待つのか。そしてジンヒョンは後者を選んだ。また誰かが捜査内容を流している状況を察知したジンヒョンは、最初に疑ったのはヨハンだった。しかし真犯人はスヨンだった。ジンヒョンが押し掛ける前に、スヨンは4人のシンソン洞のビルの持ち主に会い、家宅捜索の情報を流した。
ところが、これは芝居の一部だった。ジンヒョンが聞いたヨハンとスヨンの会話は編集された録音だったのだ。カジノのあちらこちらにジンヒョンが盗聴器を仕掛けたことを知ったヨハンが、わざと仕組んだのだった。
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