“言語面では壁も?”「BTS(防弾少年団)」、ビルボードの政策変更にも関わらず「HOT100」に2曲ランクインの快挙

グループ「BTS(防弾少年団)」が新曲2曲をアメリカ・ビルボードのメインシングルチャート「HOT100」にランクインさせる快挙を達成した。

21日にビルボードによると、「BTS」が今月10日に発売したアンソロジーアルバム「Proof」のタイトル曲「Yet To Come」と収録曲「Run BTS」はそれぞれ「HOT100」の最新チャートで13位と73位を獲得した。当初「Yet To Come」が「HOT100」の最上位圏にランクインすると予想されたが、アメリカの大衆の目線に合わせた英語曲ではないという点で現地の高い壁を最後まで越えることができなかったものとみられる。

しかし、ビルボードの政策変更にも関わらず、「HOT100」に2曲もランクインさせたのは所期の目的達成ともういえる。ビルボードはことしから一週間に音源ダウンロードを1件にだけ認め、2件以上の重複ダウンロードは集計対象から除外することにした。ファンダムパワーが強い「BTS」にとってはそれこそ不利な条件であるわけだ。そんな状況にも関わらず「HOT100」チャートに2曲もランクインさせたという点は「BTS」の影響力が依然としてすごいということを示している。

さらに「BTS」は「デジタル・ソング・セールス」チャートの1位を獲得し、10回目の首位を征服した。この他にも「BTS」は全世界200以上の国と地域のストリーミングと販売量を集計し順位をつける「Billboard Global Excl. U.S.」では1位、「Billboard Global 200」では2位に名を連ねた。

「Yet To Come」はミディアムテンポのオルタナティブ・ヒップホップジャンルで、「BTS」が歩んできた音楽の道のりを振り返ると同時に、よりいっそうきらびやかに輝く未来を約束する楽曲。「Run BTS」はデビュー当初の「BTS」の自由奔放でありながらも格別な覇気がそのまま溶け込んでいる楽曲で、時間のトンネルを過ぎて、切なく強くなった人々の成長を見せると同時に、今に満足せずにさらに力強く走っていくという「BTS」のアイデンティティをさらけ出している。

WOW!Korea提供

2022.06.21