BTS(防弾少年団)新曲がビルボード・グローバル1位 アルバムはオリコン週間1位獲得

グローバルグループBTS(防弾少年団)の新曲「Yet To Come」が、米ビルボードのグローバル・チャートの一つで、米国を除く世界200地域以上のストリーミングとダウンロードのデータを基に順位を付ける「ビルボード・グローバル・エクスクルーディングUS」で1位を獲得した。ビルボードが20日、SNSで発表した。

BTSの「ビルボード・グローバル・エクスクルーディングUS」1位獲得は、「Dynamite」「Life Goes On」「Butter」「Permission to Dance」とコールドプレイのコラボレーション曲「My Universe」に次いで6曲目。

「Yet To Come」は対象地域に米国も含めたもう一つのグローバル・チャート「ビルボード・グローバル200」でも2位を記録した。

この新曲はBTSが10日に世界同時リリースしたニューアルバム「Proof」のタイトル曲。「Proof」はビルボードのメインアルバムチャート「ビルボード200」で1位獲得が確定し、「Yet To Come」もメインシングルチャート「ホット100」で上位入りが期待されたが、トップ10を逃した。今週のチャートはまだ発表されていない。

 「Proof」はBTSの9年間の活動をまとめた3枚組のアルバムで、日本では21日発表された最新のオリコン週間アルバムランキング(27日付)で初登場1位を獲得した。初週に51万4000枚を売り上げ、今年度のオリコン週間アルバムランキングで最多の初週売上枚数を記録したという。

海外アーティストのアルバム初週売上枚数でも歴代5位となった。2位の「BTS THE BEST」と4位の「MAP OF THE SOUL:7~THE JOURNEY~」と合わせ、BTSの3作がトップ5に入った。

BTSの所属事務所は「『Proof』まで通算10作のアルバムがオリコン週間ランキングで1位に立った。自身が持つ、海外アーティストの通算1位獲得作品数の最多記録を更新した」と伝えた。

「Proof」はドイツとベルギー、オーストラリア、オランダ、フィンランド、ニュージーランド、スイスの最新アルバムチャートでも1位を獲得。フランスとイタリアでは2位、英国で8位を記録した。

2022.06.21