HYBE、BTS(防弾少年団)完全体活動の休止により下半期の実績に影響 …”他のアーティストでBTSの空白をカバーするのは難しい”

キウム証券は23日、HYBEに対して2分期(4月から6月)は最大実績を達成するが、BTS(防弾少年団)の活動の空白が発生することにより下半期の実績調整は避けられないと診断した。

キウム証券研究員のイ・ナムス氏は「BTSのクラスを考えると、他のアーティストの活動性でBTSの空白をカバーするのは難しいだろう」と述べた。

下半期には、SEVENTEENとTXTのワールドツアーが予定されており、BTSのメンバーの個人活動が続くものと見られる。ただし、BTS完全体でのワールドツアーの実績可視性とはかけ離れているというのが研究員の判断だ。

彼は「BTSメンバーのソロおよびユニット活動でアルバム販売増加と活動量増加によるコンテンツ改善が伴う可能性も存在するが、代替不可能な領域である公演、MD、広告、出演料部門は否定的な影響から抜け出すのが難しいだろう」と伝えた。

2分期にはBTSラスベガス公演と公演企画商品(MD)、知識財産院(IP)ライセンスビジネスが反映される予定だ。2分期に発売されたHYBEのアーティストのアルバム販売量は800万枚を上回るものと見られる。

「2分期はBTSのワールドクラス効果、アルバム、公演、MDなど知的財産権(IP)とWeverseのプラットフォームが調和し、売上高4746億ウォン(約494億円)(前年比+70.3%)、営業利益878億ウォン(約91億円)(+213.5%、営業利益率18.5%を記録し、史上最大の実績を達成するだろう」と話した。

ただし、BTSの活動空白に応じて推定値を従来より売上高19%、営業利益32%に下げた。これにより今年の売上高は1兆5774億ウォン(約1642億円)、営業利益2637億ウォン(約274億円)を達成すると推定した。

彼は「BTSの完全体での空白が公式にコミュニケーションされた点を反映し、この推定には2つ以上のアルバムミスが発生すると仮定した」とし、「SEVENTEENとTXTのアルバムや公演の成長ぶり、LE SSERAFIMや新人ガールズグループのデビュー、HYBE HYBEジャパンと米国オーディションなどは正常に進行されるだろう」と伝えた。

2022.06.23