この映画が教えてくれること
私たちは生きている中で、多くの仲間に出会います。学校でも職場でも、また家族も運命を共にする一つのチームといえるのかもしれません。仲間を愛し、信頼し、共に支え合いながら進んでいくことがどれほど大切なことなのか、この映画は私たちに教えてくれます。
時には、意に反する行動をする仲間がいるかもしれません。危険な登頂をするときは、自分の命を守るため、仲間を置き去りにしなければならないこともあります。それが暗黙の山の掟なのです。
他の隊員から責められている一人の隊員を、ホンギル(ファン・ジョンミン)は責めるのではなく理解します。「同じ立場なら、自分も同じことをしただろうと思う。登山家が登山家の気持ちを理解しなくてどうする」と。
また、ホンギルは劇中のラジオ番組の中で、このように述べています。
「山に登ればすごいことを発見できると思うでしょう? そんなものは絶対にみつかりません。そこで得られるのは自分自身の姿です。とてつもなくキツくて苦しい時に、自分でも知り得なかった自分の姿が見えるんです」
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