コツコツと鳴り響く足音に合わせユンソルが登場し、始まったのはDANCEユニッステージ。ゴンミン、ヒョンス、コゴン、パクハも現れ、青のセットアップと黒のハットで揃えた5人は、大人の余裕とセクシーさをまといつつスタイリッシュでキレのあるダンスで魅了。曲調が変わると同時にハットを投げ放ち、ポップなリズムで雰囲気は一変。客席からは自然と手拍子が起こり一体となって盛り上がった。お次は暸、太一、テフンによるRAPユニットステージ。韓国で番組をしてる時テフンの家にみんなが遊びに来た際に半分遊びで作ったものだったという曲が、カリスマ溢れるステージ曲へ昇華。全身に響くような低音ボイスと、エネルギーみなぎる表情で、観客の視線を釘付けにした。VOCALユニットステージで、赤頬思春期の「私の思春期へ」を披露したのは龍太と日向。伸びやかに歌い上げる龍太と、温もりで包みこむような日向の歌声に、観客はじっと耳を傾けた。ヒョンス、コゴン、パクハは「in heaven」を熱唱。魂を削るような歌声で観客の心を引き込みながら、気持ちを重ね合わせるようにハーモニーを奏でた。歌い終わると会場から大きな拍手が送られた。
VCRの後は、黒を基調とした衣装に着替えたメンバーたちが、新曲「La vida loca」を初披露。ラテン系の特徴的なメロディーにのせたパワフルで迫力のあるパフォーマンスに会場のテンションは急上昇。鳴り止まぬ拍手で観客は興奮を表した。Zeppツアーが始まる前に韓国メンバーがK stage O!でオフラインステージを重ねてきたが、実は「La vida loca」のネタバレとなるヒントを出していたという。「みんなわからないと思う」といたずらに笑いながら、ステージ上で歌詞の「なぜだろうか〜」を繰り返し言ったり、「フォトタイムの時ずっとコレしてましたよ!」とポイントダンスを踊っていたことを明かした。また、「衣装もハンパじゃないんですけど」と肉体美があらわとなった衣装について切り込むゴンミン。「危ない危ない」「危ないですね」とメンバーたちが口を揃えて視線を向けた先はパクハ。パクハは「俺も貰っただけだから」と言いつつも、素肌に羽織られた上着をはだけさせセクシーさを遺憾なく発揮。「全部見える」とヒョンスから指摘されたスケスケ衣装のゴンミンがスクリーンに映し出されると、「腕の筋肉やばくない?」とメンバーたちは大盛り上がり。ゴンミンは逞しい腕の筋肉を見せながらも、肩にできた蚊に刺されをアピールしお茶目な一面を覗かせた。ゴンミンのパートがキリングパートだと思うと話すユンソルは、「”諦め”の”め”の時に、この(指の)間から目線が…」と説明している途中にカメラに抜かれていることに気づくと、すかさず筋肉アピール。
熱弁からの切り替えの早さで笑いを誘った。公演の準備期間が短かったことへの苦労を吐露しながらも、チームで協力して仕上げてきたというメンバーたち。「次の曲は、初めて全員バージョンでお見せします!」「その次の曲は、みなさんが好きな曲です!」と期待を高めると、「BOMB」「Jealousy」と激しいダンス曲が続くパートも、全力パフォーマンスでやり遂げた。
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