「公正性、公平性問題と社会的な意見のとりまとめなど、これらを考慮してこの制度が適切かどうかを今、現時点で一度見直す必要があると思う」
BTS（防弾少年団）の兵役特例問題に再び点がついた。イ・ギシク新任兵務庁長が国民の意見を取りまとめて兵役特例制度を見直すと語ったからだ。BTSが兵役特例対象に該当するかについて、世論が極めて交錯する中、「兵役資源不足」について語り、「兵役特例」制度を見直すと発表しただけに、今後の行方が注目されている。

同庁長は17日、韓国国会の国防委員会全体会議に出席し、「今、韓国の兵役環境と兵役資源が壁にぶち当たったといつも話している」として「そのため韓国の青年たちの話題が公正さになっている」と話し、兵役特例制度の見直しの必要性について語った。
同庁長は「再検討」が正確にどんなことを意味するのかという問いに「補充役服務制度をそのままにするかなどについて、再検討が必要な時点」と明らかにした。この庁長は「今までは（兵役特例制度が）次第に縮小された中、BTS問題で再び話題になった」として「今後、兵役資源が不足していることを最大の視点として国民的意見をまとめて検討する必要があると思う」と慎重に答えた。

現行兵役法によると、BTSは2023年から現役徴集対象となる。現行兵役法は、大統領令で定める芸術・体育分野の特技を持つ者として、文化体育観光部長官が推薦した人を芸術・体育要員に編入できるように規定している。ただしBTSのような大衆文化芸術人はこれに該当しない。
1992年12月生まれのジンは、元来なら昨年12月に入隊しなければならなかった。だが、昨年改正された兵役法により入営延期を申請し、今年12月31日まで活動できるようになった。改正案によれば、文化勲・褒章を受けた大衆文化芸術人であり、国威の発揚に著しい功績あると認められる場合、申請書を提出すれば文化体育観光部長官の推薦を経て入隊を30歳まで延期することができる。

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