ソン・ガンホは「屋上でペ・ドゥナやイ・ジュヨンと会話を交わすシーンがあったが、俳優として持っているテクニックもそうだが、本気と本気を伝える正確な表現の数々、感情の伝達方式の数々にとても驚いた記憶がある。どうやってすき間なく完ぺきに表現できるのかと思って、別の機会に呼んで褒めてあげた」と褒めたたえ、「カン・ドンウォンは称賛をされたことがないほどに珍しいことだ」と冗談を飛ばした。
するとIUは「記憶が鮮明に浮かぶ。映画の撮影をひっくるめてではなく、私が生きてきた人生をまとめて非常に印象的な瞬間として残りそう。先輩は撮影が終わって帰宅なさってもいい状況だったが、待っていらっしゃった。なぜ帰宅なさらないのかと聞くと、モニタリングをしていたがとても良かったとおっしゃった。夕日が沈んでいて車が遠くに離れていってのだが、その場面が映画のワンシーンのように美しく感動的だった。涙がにじんだことを覚えている。両親にも自慢した瞬間だった」と振り返った。
このように全世界が愛する映画人ソン・ガンホや是枝裕和監督がIUに対するファン心をあらわにしただけに、IUが初の商業映画である「ベイビー・ブローカー」でまたどんな熱演を繰り広げるのか期待されるところだ。
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