「第75回カンヌ国際映画祭」のコンペティション部門の公式招待作「ベイビー・ブローカー」が観客たちの没入を呼び起こすメイン予告編を初公開した。

「ベイビー・ブローカー」はベイビー・ボックス（赤ちゃんポスト）を巡り関係を結ぶことになった人々の予期せぬ特別な旅程を描いた映画。

今回公開されたメイン予告編は激しい雨が降る夜、ベイビー・ボックスの赤ちゃんを発見したサンヒョン（ソン・ガンホ）とドンス（カン・ドンウォン）、そしてこれと交差する母親のソヨン（IU、イ・ジウン）の姿で開始から耳目を集中させる。思いもせずに赤ちゃんを探しに帰ってきたソヨンと出くわしたサンヒョンとドンス、自分たちの計画が赤ちゃんのための善意だったことを強調するサンヒョンとドンスがブローカーであることを知りながらも、彼らとともにしようとするソヨンの姿は彼らが持っているそれぞれの事情に対する関心を刺激する。

またブローカーたちの後ろで彼らの同行を見守る刑事スジンと後輩のイ刑事の姿は、ベイビー・ボックスから始まったもう一つの話の始まりを知らせ好奇心を募らせる。

一方、時間を重ねながら徐々に変化していくブローカーたちの姿が温かな余韻を予告する中、彼らの旅程を追いかけながら操作を続けるスジンとイ刑事は「ベイビー・ボックス、ここで始まった予期せぬ取引」というコピーと調和し、ベイビー・ボックスを間に置いて絡み合うことになった彼らの関係と、これから繰り広げられる特別なストーリーに期待を高めさせる。このように胸を熱くさせる響きを期待させるメイン予告編を公開した映画「ベイビー・ブローカー」は観客たちの心に深い残像を残しスクリーンを完ぺきにとりこにするだろう。

力強いストーリーテリングと繊細な演出で全世界を魅了してきた是枝裕和監督の新作であり、世代を超える大韓民国を代表する俳優たちの出会い、深みのあるメッセージと余韻で期待を高める映画「ベイビー・ブローカー」は6月8日に韓国で公開予定。

WOW!Korea提供