◇怒りから切なさまで…多彩な感情演技
「パチンコ」が実際の歴史を背景に日本統治時代の朝鮮人たちの人生を描いた作品であるだけに、イ・ミンホは現実的で複雑な叙事詩の中で、切なさ、怒り、悲しみ、カリスマなど多様な感情演技で特別な存在感を見せた。
イ・ミンホは冷徹な姿だけでなく、過去の貧困の中で誠実で正義感を持って1日1日を生きるストーリー、父親(ジョン・ウンイン)に対する切ない思い、予期せぬ危機と侮辱に耐えながら運命を受け入れる姿などを見せて多くの名場面を誕生させた。
人生の変曲点
イ・ミンホは、「パチンコ」が与えるメッセージとコ・ハンスというキャラクターに魅了され、13年ぶりにオーディションを受けるほどに作品に対する愛着を見せた。俳優として新たに始めるという思いですべての準備に心血を注いだという。
実際にイ・ミンホは、公式YouTubeチャンネル「leeminho film(イ・ミンホフィルム)」を通じて非対面で会議を繰り返し、シナリオを熟知し、実戦のように演技に集中する姿を公開して注目を集めるなど、「パチンコ」に臨む真剣な態度を通じて真実な俳優であることを証明した。
「パチンコ」でキャラクターを完ぺきに演じ、新たに変身するなど多様な能力を証明したイ・ミンホは、「キャラクターに対する真剣さと繊細さで息吹を吹き込んだ」という多くの海外メディアの絶賛を受けながら全世界の人々を熱狂させ、これと同時に韓流熱を導く先駆者として役割をしっかりと果たした。