特に、キム・テリは31歳という年齢で10代のキャラクターを見事にこなしている。 キム・テリは、劇中4歳年上で登場する相手俳優のナム・ジュヒョクよりも年上だ。 作品のキャスティング記事が出た後、年齢に対する懸念も出たが、キム・テリは演技でこれをきれいに払しょくした。
2016年、1500対1の競争率を突破してパク・チャヌク監督の映画「お嬢さん」にキャスティングされ、彗星のように登場した後、作品ごとに新しい顔を見せて好評を得てきたキム・テリ。 今回の「二十五、二十一」で俳優として再び成長した姿を見せ、「信頼できる俳優」としての地位を固めた。
特に今回のドラマではフェンシングの実力でも高い評価を受けている。 キム・テリは、このキャラクターの演技のため、約6か月間、フェンシングクラブで練習し、実力を磨いた。 メイキング映像ではフェンシングの剣でリンゴを刺す場面を代役なしに本人が演技して話題を集めたりもした。 このような部分は、キム・テリがキャラクターにどれほど真剣に接し、またキャラクター表現のためにどれほど没頭して努力したかを示している。
キム・テリは「お嬢さん」で第37回青龍映画賞、第25回釜日映画賞など映画祭の新人女優賞を総なめし、業界の視線を一身に受けている。
以後、キム・テリは信念を持って作品を選び、着々とフィルモグラフィーを積んだ。 映画「1987」、「リトルフォレスト」、「スペース・スウィーパーズ」ドラマ「ミスターサンシャイン」など毎回新しいジャンルの作品を選び、その中で固定化されたイメージではなく、毎回新しいカラーのキャラクターを演じた。 このような挑戦は、演技のスペクトルへと繋がった。
キム・テリについては、「同年代の俳優の中でも独歩的だ」という評価が高い。 映画、ドラマ制作陣の間では「キム・テリが出演すれば作品に対する信頼が生まれる」「オファー1位になるしかない俳優」という声も公然と聞こえる。
ドラマ評論家のコン・ヒジョン氏は「キム・テリの演技力はミスキャスティングの懸念がない」とし「人物分析力、キャラクター表現力が本当に素晴らしい俳優」と賛辞を惜しまなかった。
WOW!Korea提供