2月12日から韓国tvNで放送されているドラマ『二十五、二十一』。主演はナム・ジュヒョクとキム・テリで、2人が魅力的なカップルを演じている。ネットフリックスでも同時配信されており、日本でも人気が高い。

画像提供＝tvN

時代を超える突破力

物語は、韓国が経済危機に見舞われた1998年をメインにして、その過去に現在がからんでくるという二重のストーリー構成になっている。
まずは1998年。
キム・テリは、フェンシングに取り組む女子高校生のナ・ヒドを演じている。国家代表になるという大きな目標を叶えたうえに、ついにアジア大会で優勝するほどになった。
しかし、決勝戦で誤審騒動に巻き込まれ、深く傷ついてしまった。そんなナ・ヒドを励ますのが、ナム・ジュヒョクが演じるペク・イジンだ。
彼はもともと裕福な家庭の御曹司だったのだが、経済危機によって父親は破産し、一家はバラバラになってしまった。そんな苦境にめげず、ペク・イジンは努力を重ね、ついにテレビ局の記者として活躍の場を与えられた。
1998年といえば、韓国が経済危機で大変な時期だった。
そんな中でも、ナ・ヒドの明るさは飛びぬけている。時代を超える突破力を持っているのだ。そんなキャラクターをキム・テリが卓越した演技力で表現している。

ナム・ジュヒョクも、すばらしい存在感を持っている。哀愁を感じさせる表情の一つひとつにドラマ性がある。
そして、『二十五、二十一』は3月19日に放送の第11話から、新たな展開に入っていく。これからのストーリーが本当に見逃せない。

文＝「ロコレ」編集部

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