グループ「BTS(防弾少年団)」は、今年もビルボードHOT100の1位になれるだろうか。
アメリカ音楽ファンの間で、「BTS」のビルボードHOT100の成績をめぐって熱い議論が行き交っている。ビルボードHOT100の集計方式が変更されたからだ。「BTS」は昨年、ファンを基盤にした並外れた音源ダウンロードの成績によって、HOT100チャートで合計12回の1位を獲得した。しかし、一部のアメリカ音楽ファンは、今年からダウンロード回数の反映が減るなどの集計方式の変更によって、「BTS」がHOT100の1位を取るのは容易ではないという観測を出している。
一方、規定が変わって不利になったのは事実だが、ビルボードHOT100の1位獲得には問題ないという世論もある。「BTS」はこれまでダウンロード回数で、2位の歌手と10倍前後の格差を見せ、アメリカ国内での知名度も上がり、音源ストリーミングとラジオ露出回数が徐々に増えているだけに1位になるのには問題がないという判断だ。
アメリカ国内の音楽チャート、音楽賞(Awards)、音楽系ニュースなどを伝えるチャートデータは、去る12日(現地時間)Twitterを通じて、「ビルボードは今年から、1週間にダウンロード1件(昨年までは4件)だけを認め、2件以上の重複ダウンロードはチャート集計対象にはカウントしないことにした」と発表した。さらにアルバムは3.49ドル(約400円)、8曲以下が収められたミニアルバム(EP)は0.39ドル(約44円)未満の時は集計から除外することにしたと伝えられた。これに対してアメリカメディアは、意図的に音源販売量を増やそうと価格を下げてリミックスアルバムなどを販売することを遮断するための措置だと解釈している。ビルボードは新たな規則を導入した背景を、特に説明はしなかった。(2ページに続く)