歌手ユ・スンジュン側、兵役逃れ疑惑による韓国入国禁止をめぐる裁判で「違反行為がないのにひどい仕打ち」と主張


兵役逃れ疑惑で韓国への入国を禁止された歌手ユ・スンジュン側が、不当な処分だという立場を再び示した。

17日午後、ソウル行政法院行政5部(チョン・サンギュ部長判事)では、ユ・スンジュンが在ロサンゼルス総領事館を相手に提起した査証(ビザ)発給拒否処分取り消し訴訟の第4次公判が開かれた。

同日、ユ・スンジュン側は「社会的非難を離れ、ユ・スンジュンが果たして兵役法を違反したにかに対する部分は、駐LA総領事館側でも処罰事項ではないと判断した」とし、「兵役逃れのためにアメリカ国籍を取得したのではなく、アメリカ国籍を取得したために兵役が免除された」というこれまでの立場を改めて強調した。

さらに「家族がアメリカに移民して永住権を取得し、一定期間以上居住しながら要件を満たしたために市民権を取得することになった。そのため兵役の義務は当然なくなる」とし、「このような取得経緯で社会的に避難される可能性はあるが、違反行為ではない」と述べた。

それとともに「似たような状況に置かれていた他の芸能人たちも多いが、20年以上入国禁止をされたのはユ・スンジュンが唯一。法律的に違反した行為をしたことがないにも関わらず、このような処分が下されたことは納得しがたいひどい仕打ち」だとし、「本人の立場では反省と公開もするが、悔しい部分もあるだろう。入国禁止の仕打ちが公平に食い違っているのではないかと冷静に判断しなければならない時だ。結局、裁判所で解決するしかない」と訴えた。

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2022.01.17