■ “ソン・ドクイム”役イ・セヨンが選んだ名場面&名セリフ
イ・セヨンは“サンドクカップル”のロマンス名場面で「サンがドクイムにキスをした後出宮を命じるシーンが最も記憶に残る」と、第14話の“書庫キスシーン”を挙げた。 該当シーンは女官たちの失踪事件をめぐってサンとドクイムが鋭く推理した後、ドクイムがサンをあきらめさせようと「殿下を恋慕したことがない。 一度も男として見たことがない。 今後も断じてそうすることはない」と鋭く言い放つとすぐに激昂したサンがドクイムにキスするシーン。 以後、ドクイムがキスを受け入れて、サンがこれ見よがしにドクイムを押して出宮を命じて視聴者たちにときめきと衝撃を同時に抱かせた。 これに対しイ・セヨンも「予想できない状況展開から来るインパクトが非常に大きかった」と、名場面に選んだ理由を伝えた。
また、イ・セヨンは「赤い袖先」の中の数多くの名セリフを十分に吟味して「ドクイムに最も大切なセリフは『たとえささいなことでもいい。 選択ということをしたい』のようです」と、話した。 これは2話に登場したセリフで、劇中ドクイムが幼い頃のシーンで、友達であるギョンヒ(ハ・ユルリ)にした話。 該当のセリフはドクイムが持っている素朴な夢と主体的な性格を表わして、視聴者たちが“宜嬪成氏”である以前に“女官ソン・ドクイム”の人生に関心を抱くようにさせた。
そうかと思えばイ・セヨンは「劇中ドクイムの最高の名場面は最終回のエンディングシーン」だとも付け加えた。 彼女は「とても切なかったし余韻が長く残った。 最終回のエンディングシーンの私がこの作品をやった理由自体でもある」と話して、「赤い袖先」の最終回に対する期待感を垂直上昇させた。
最後にイ・ジュノとイ・セヨンは、最終回を控えた所感を明らかにした。 イ・ジュノは「『赤い袖先』とイ・サンを愛してくださって本当にありがとうございました。 熱い夏から寒い冬まで本当に楽しくて幸せに撮影した作品なので、長く記憶に残りそうだ。 視聴者の方々の心にも長く残る作品になったら良いだろう。 残った話も真摯な演技で報いるので、一緒にしてくださればうれしいです」と伝えたし、イ・セヨンは「7ヶ月間一生懸命に作業した作品が、もう終わりに向かって走っていて、残念だけれども、多くの方々の愛を受けて本当に感謝して意味が格別です。 最後まで必ず見守ってくさればありがたいです」と、話した。
MBC金土ドラマ「赤い袖先」は、韓国で2022年1月1日(土)夜9時30分から第16話、17話(最終回)が連続放送される。