BTSは「持続可能な発展目標モーメント」の開会セッションで未来世代を代表して語り、彼らが話した「ウェルカムジェネレーション」は全世界的に知られるほどに深い響きを与えた。2018年と2020年に続き、3回目の国連演説を成功させたBTSは、いつもそうだったように今回も自身の役割を200%果たして国格を高める助けとなった。
BTSは、大統領府が昨年9月に主催した「第1回青年の日」記念行事にも参加した。この記念式は2020年8月に施行された青年基本法により行われた政府の初の公式行事だ。韓国発展のために常に役割を果たした青年を大統領府に招待し、彼らの話を聞きながら青年問題を共に悩むという趣旨の下で企画された。良い意義に共感したBTSは、大統領府の綠芝園を訪ねて青年に対する支持と励ましを願うメッセージを伝えた。
大衆文化芸術人の中で、本来の活動領域を超えて国家レベルのイベントに招待されるというのは一般的なことではない。その次元の存在感と波及力を備えること自体が容易ではなく、またこのような位置に上がっても本業を超えて政治、外交、社会問題に対して語るのは容易ではないからだ。
だがBTSは、青年のためになるなら、国家イメージの向上に必要ならば、いつもリスクを甘んじて壇上に立った。いつからか、彼らの名前の上には重い責任が課せられた。チャーター機に乗って世界を巡る忙しい日程の中でも、自分たちを必要とする場に最大限出席してきた。BTSは音楽を通じて大衆に大きな喜びを与えている。「AMA」のように権威ある授賞式で堂々と大賞のトロフィーを掲げてK-POPを広く知らせ、世界人の脳裏に韓国という国をもう一度刻みつけた。最近イシューとして浮上した兵役法の概念を借りていえば、「BTSは大衆文化芸術人として記念碑的な成績を収め、国威の宣揚の先鋒将の役割」を果たしたわけだ。
今は、彼らが果たした功績をきちんと認める時ではないだろうか。25日から議論される兵役法改正案に、みなの関心が集められている。