シン・ソンウ、キム・ボムレ、カン・テウル、キム・パウロは、鋭くて狂気に満ちた雰囲気でロンドンを恐怖に追い込んだ残酷な殺人魔ジャックそのものに変身し、圧倒的なカリスマを発して視線をひきつけている。
アンダーソン役のイ・ゴンミョン、チョ・ソンユンは正体不明の殺人魔を追う凶悪犯罪の捜査官に、金とスクープだけを追うロンドンタイムズの記者モンロー役のソ・ボムソク、チャン・デウンもキャラクターの特徴をそのごとく表現した。
リンジ、キム・ス、チョン・スジは、明るく愛らしい表情で希望を秘めたロンドン最高の魅力的な女性グロリア役を表現し、ペク・ジュヨン、ソニャはアンダーソンの昔の恋人ポリ役になりきって作品に対する期待を高めている。
「ジャック・ザ・リッパー」は、1888年ロンドンで実際に起きた未解決の連続殺人事件を扱ったスリラー作品だ。劇中劇の形態で二重の回転舞台を利用し、ひとつの舞台でふたつの空間を演出して素早く劇を展開させる。吸引力のあるストーリーと巧みな展開、華やかな舞台技術、クラシックながらも大衆的なナンバーで観客の反応を得て長い間愛されてきた作品だ。
特に3日に行われた1次チケット販売当時、発売開始と同時に全前売り場で予約率1位を果たして作品性と興行性、話題性すべてを備えた作品であることを証明し、ミュージカル「ジャック・ザ・リッパー」が再びもたらす興行が注目されている。
ドラマチックなプロフィール写真公開で観客の期待を高めた「ジャック・ザ・リッパー」は、12月3日から韓電アートセンターで公演される。