歌手BoAが海外支社スタッフから向精神性医薬品であるゾルピデムを受け取った疑いで16日に検察取調を受けた中で、所属事務所側は「スタッフの無知によるミス」である事を明かした。
BoAの所属事務所であるSMエンターテインメントは17日の午後に報道資料を通じて「今回の事は貿易、通関業務に関する知識がなかった当社海外支社スタッフの無知によるミスである」と解明した。
16日にソウル中央地検強力犯罪刑事部はゾルピデムなどの向精神性医薬品を搬入した疑いでBoAと所属事務所側の関係者を召喚して取り調べを行った。
この事に対してSM側は「最近取調機関から連絡が届いて自分のミスを気付いたスタッフは取調機関に積極的に協調しながら今回の事について取り調べを受けた」と話し、「取調過程の中でBoAに渡す医薬品である事を先に話しながら事実関係、証憑書類を誠実に疎明した。取調の対象になったBoAも誠実に取り調べに当たった事をお伝えする」と明かした。
さらに「海外支社のスタッフが正式な輸入通関手続きをせずに医薬品を郵便で配送したのは事実だが、違法的に搬入する目的ではなく無知によるミスだった」と強調した。
BoAはSMエンターテインメント日本支社のスタッフを通じて処方された向精神性医薬品を韓国に滞在するスタッフの名義で搬入しようとしていた疑いにより被疑者として16日に取り調べに当たった。
BoAが医薬品を処方された理由は最近韓国で処方された睡眠剤の副作用が原因であるという。さらに「BoAの健康診断結果によると、成長ホルモンの低下で十分な睡眠が必要であると医者から所見を受けていた。医者の勧誘で処方された睡眠剤を服用したら目まいや嘔吐などの副作用が深刻に反応していた」と話し、「日本活動時に一緒に生活していたスタッフがBoAの健康を心配する気持ちでアメリカ活動時に睡眠障害でBoAが日本で処方されていた副作用がなかった医薬品を思い出した。コロナにより代理受領が可能な状況なので現地の病院で確認を受けて正常的な手続きを行ってから医薬品を受領した」と経緯を説明した。
SM側は日本で処方された医薬品を受領する過程の中でミスが起きたと説明を加えた。
BoA側は「海外で正常的に処方された医薬品であっても韓国で問題になる可能性があるという点について認知していなかった。郵便局からの成分表を添付すれば該当する医薬品が海外配送できるという案内だけを聞いて医薬品を発送するミスを犯してしまった。医薬品を輸入するためには政府機関の許可を得て、許可を得た者も事前に申告、許可を得て輸入しなければならないという事実を知らなかった」と解明した。
WOW!Korea提供