最近、地上波放送局で、寄付型のクイズバラエティが立て続けに始まった。新型コロナウイルスの長期化で、変化する社会情勢に合わせ、笑いだけでなく、実際に支援金・支援物資も届けようという有意義な企画が生まれている。
まず、KBS第2で7月20日(月)にスタートした「クイズの上のアイドル」は、多国籍K-POPアイドルが、韓国語クイズ対決を繰り広げる新概念クイズバラエティ。優勝すると、優勝チームの名前で、韓国語や韓国文化を勉強している海外の人たちに学習支援金が寄付されるというルールで、3ラウンドにわたって、クイズ対決が展開される。
初回ゲストに「SEVENTEEN」が登場し、第2話は「BTOB」、「PENTAGON」、「CLC」、「(G)I-DLE」のCUBEエンターテインメントファミリー、第3話は「THE BOYZ」と「Stray Kids」など、外国籍のメンバーが所属するグループが出演。
クイズで韓国語にまつわる、さまざまな知識を得ることができるのに加え、外国籍メンバーたちの韓国語の実力はもちろん、アイドル同士の交遊録など、意外な一面も知ることができるのが面白いが、視聴率は低調で、初回から1.6%、1.6%、0.9%(ニールセンコリア調べ)と下がり続けている。次回は「GFRIEND」と「OH MY GIRL」の出演が予告されているが、果たして?
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