ここ数年、バラエティで大活躍しているアイドルというとピオ(Block B)だろう。彼の魅力は明るく、純粋なこと。人懐っこく、ニコニコした笑顔が印象的で、それだけで好印象を与える。
韓国のお笑い界は、“国民MC”と呼ばれるカン・ホドンとユ・ジェソクが2大巨頭として君臨し、カン・ホドンライン、ユ・ジェソクラインといった派閥のようなものが存在。そのつながりで、番組に出演することが多くなるが、ピオは間違いなくカン・ホドンラインだ。
きっかけは、2018年に密室謎解き脱出ゲームバラエティ「大脱出」に出演したこと。カン・ホドンと共演したピオは、その後すぐ、人気バラエティ「新西遊記5」に、入隊のため番組を離れることになったキュヒョン(SUPER JUNIOR)の代わりに、シーズンゲストとして登場。
「新西遊記」シリーズには、ピオの親友ミノ(WINNER)も出演しているが、特にカン・ホドンがオリジナルメンバーのミノよりピオを可愛がる姿を見せるなど、誰からも愛されるキャラクターのピオは結局、その後の「新西遊記」シリーズで、正式にレギュラーメンバーとなった。
カン・ホドンの右腕と言われるイ・スグンMCのバラエティ「マッチング・サバイバル1+1」でも、ピオはゲストで登場した後、そのままレギュラーMCになったということも。
まさに人を魅了する力を持っているピオは俳優としても活躍。そして、ドラマで共演した俳優たちとの縁も大事にしている。ドラマ「ボーイフレンド」で兄弟役として共演した同い年のパク・ボゴムとはその後も親交を深めており、そのエピソードがたびたび話題になるほどだ。
そんなピオが今度はドラマ「ホテルデルーナ~月明かりの恋人~」で共演した俳優ヨ・ジングからの招待を受け、7月30日(木)に放送された「車輪のついた家」(tvN)第7話にゲストとして登場。すでに、IUが第6話の放送からゲストとして登場し、そこに加わる形だったので、放送前から3人の再会が注目されていた。そのため、3人の仲睦まじい様子も見ていて癒され、良かったが、それ以上に目を引いたのがピオの処世術というか、“愛され力”の高さが分かるシーンがさりげなく盛り込まれていたことだった。
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