人気芸人パク・ナレの個人事務所、自宅に約5.5億円の根抵当権を設定 その意図に疑問の声



コメディアンのパク・ナレが所有するソウル市ヨンサン(龍山)区イテウォンドン(梨泰院洞)の一戸建て住宅に、約49億ウォン規模の根抵当権が設定されていたことが分かった。

22日、不動産登記簿によると、同住宅には2件の根抵当権が設定されている。1件目は2021年7月13日に設定されたもので、債権最高額は11億ウォン。債権者はハナ銀行で、住宅担保ローンとみられる。

2件目は今月3日に設定された。債権者は、パク・ナレの個人事務所であるNPark(エンパーク)で、債権最高額は49億7000万ウォンに上る。登記原因は「設定契約」と記載されており、強制執行や差し押さえに伴う措置ではない。


パク・ナレを巡っては、元マネージャーに対するパワハラ疑惑や医療法違反、横領などの疑惑が提起されている。こうした論争が浮上した後に根抵当が設定されたことから、業界では法人資金の調達や、個人と法人間の金銭関係を整理する目的の措置ではないかとの見方が出ている。将来的な違約金や損害賠償など、潜在的な費用発生に備えた可能性を指摘する声もある。

一方、NParkは登記簿上の本店所在地が複数回変更されており、最近確認された住所では看板が撤去されていたと伝えられている。このため、事務所が実質的にどのような形で運営されているのかについても、疑問の声が上がっている。

 

WOW!Korea提供

2025.12.23