※あらすじ・ネタバレになる内容が含まれています。
中華ドラマ「馭鮫記(ぎょこうき)前編:月に君を想う」9話では、紀雲禾を守るため自分の尻尾を切り落とすことを決意する長意の様子が描かれた。
林昊青(りんこうせい)は鮫珠を手にいれるために長意(ちょうい)の尻尾を切り落とそうとしていた。しかし長意は頑なに拒んだのだった。なぜなら、一度尻尾を失ってしまうと二度と海に帰れなくなってしまうのを知っていたからだった。林昊青は仕方なく紀雲禾(きうんか)の囮にして長意を服従させようとしたのだった。
長意は苦しんだあげく、紀雲禾を守るため自分の尻尾を切り落とすことを決意したのだった。林昊青は無事に鮫珠を手に入れた後、紀雲禾のために解毒剤を調合した。解毒剤を飲んだ紀雲禾の健康状態は次第に回復した。紀雲禾は自分のために長意が尻尾を切ったことを知ると罪悪感と感謝で胸いっぱいになる。紀雲禾は長意を抱きしめて涙を流したのだった。
長意は優しく紀雲禾の涙を拭い、尻尾は失ったが後悔はしていないと話した。さらに紀雲禾が自分の心の拠り所であると話し、2人の仲はより深まったのだった。一方、自分が望むものを手に入れた林昊青だったが、2人の様子を目の当たりにし、自分が手に入れたもの以上に大切なものを失ってしまったと感じたのだった。
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