「取材レポ」(2日目)「KCON 2022 JAPAN」TXT、JO1、fromis_9、IVE、NewJeansら熱いステージでファを魅了!

10月15日東京・有明アリーナにて、世界最大級のKカルチャ―フェスティバル『KCON2022 JAPAN』が開催された。2日目のラインナップは、ATBO、DKZ、fromis_9、IVE、JO1、NewJeans、TOMORROW X TOGETHERに、3日間連続でMCを務めるファン・ミンヒョン。KCONだけでしか観られないスペシャルステージやファンの願いを叶える「Make a wish」コーナーなど、盛りだくさんの内容となった。

本編前に行われたプレショーには、10月18日からスタートする本田翼主演ドラマ「君の花になる」の7人組ボーイズグループ8LOOM(ブルーム)がドラマのメインテーマソング「君の花になる」を爽やかに披露し、2組目にはATEEZの後輩で正式デビュー前のKQ Fellaz2が熱くてパワフルなパフォーマンスで会場を沸かした。

会場の熱気が高まったところで、オープニングの映像が流れ、会場に「♪Wow wo~」と声が響くとTOMORROW X TOGETHERがステージに登場。不意を突かれたファンのどよめきが沸き起こる中、「Good Boy Gone Bad」を披露。激しいギターサウンドが耳を奪うと、ダークで荒々しくワイルドなダンスパフォーマンスを繰り広げ、曲の後半にあるヨンジュンの「I like being bad」と吐き捨てるヒステリックなセリフに会場からは悲鳴にも似た歓声が漏れた。オープニングからファンを興奮させ、この日出演するアーティストのラインナップ映像が流れる間もその興奮の余韻はしばらく続いた。さらに、MCのファン・ミンヒョンが登場すると、そのキラキラとした王子様っぷりに会場はざわめく。ミンファンは「KCON 2日目の幕が上がりましたね。今日も皆さんに夢のような瞬間をプレゼントしたいと思います。KCON2022 JAPAN、本日も出発します。Let’s KCON!」と叫ぶと、本格的に幕を開けた。

暗転のなかATBOがステージにスタンバイし、会場にどっしりと重たいベースラインが響くと、デビュー曲の「Monochrome(color)」を1曲目に披露。スピード感あるエネルギッシュなダンスパフォーマンスで会場を惹き込んでいく。歌い終わると、「KCONは楽しいですか~? 僕たちはとっても楽しい~!」とテンション高めのウォンビン。ラグォンは「デビューして3か月になりますが、こんなにも大勢の皆さんの前でパフォーマンスするのも、海外のステージに立つのも初めてです」と伝え、スンファンは「ステージに上がる前からドキドキしていましたが、あたたかく迎えてくださって本当に愛しています。ありがとうございます」と元気よく日本語で伝えた。会場のあたたかい拍手に包まれると、2曲目に「Graffiti」を披露。ファンキーなギターと象的な軽快なシンセサウンドに乗せて、明るくエネルギッシュなATBOの魅力を見せつけた。

続いて、HYBEの新レーベル・ADORから今年の7月にデビューした5人組ガールズグループNewJeansのステージ。清涼感あふれるリズミカルなサウンドが流れると、デビュー曲の「Attention」からスタート。自分に注目してほしいという気持ちを、はつらつと弾けるようなダンスパフォーマンスで表現。眩しいほどの笑顔と心地良いハーモニーで会場を包み込んだ。初めて日本でKCONのステージに立ったことについてダニエルは「日本でもこうしてファンの皆さんにお会いすることができてすべての瞬間が夢のようで本当に幸せです」と笑顔を見せた。ハニは「これからも頑張りますので、応援よろしくお願いします」と伝えると、2曲目の「Hype Boy」のステージへ。ムーンバートンとエレクトロポップが合わさった爽やかなサウンドに乗せて、シックでありながらもフレッシュさを感じるパフォーマンスでファンを魅了した。

MCのファン・ミンヒョンとIVEのレイがステージに登場すると、レイが流行らせたさまざまなポーズを披露することに。“レイピース(ギャルピース)”、“コンスニポーズ(頬に拳を添える)”、“ぷにぷにハート(頬をつまむようにしてハートを作る)”を見せてくれたレイだが、そのキュートさにファンからは「かわいい~」と言う声が漏れることも。

そして、可愛さをアピールしたレイの紹介で次のステージに姿を現したのは、グローバルファン投票でKCONへの出場権を勝ち取った「ROAD TO KCON」優勝チームのDKZ。1曲目はグルーヴ感のあるギターサウンドから始まる10月6日にリリースしたばかりの新曲「Uh Heung」を披露。フックパートでは、スピード感あふれる強烈なビートに乗せて、虎が「ガウッ」と襲いかかるような手の形の振付でワイルドにパフォーマンス。曲の後半ではジョンヒョンの迫力ある高音パートも炸裂し、さらに激しい動きの振付が続く。勢いの止まらないDKZを象徴するような自信あふれる姿に会場全体が釘付けとなった。熱いパフォーマンスを終えるとジョンヒョンは「僕たちがKCONのステージに立てたことはすべてのファンの皆さんのおかげです。本当にたくさんの方が投票してくださったおかげで優勝することができてKCONで皆さんにお会いできました。たくさんの応援と愛を寄せて頂きありがとうございました」と感謝の気持ちを伝えた。2曲目は、スカーフとステッキが瞬間で変わるマジックを取り入れたダンスが印象的な「LUPIN」。ファンキーなサックスサウンドに乗せてシックなダンスを披露してステージを後にした。
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2022.10.17