先日、最終回の放送が終了した韓国ドラマ『ウ・ヨンウ弁護士は天才肌』。クジラとイルカを愛し、ショートボブの厚い前髪の下から覗く大きな目が印象的な女性、ウ・ヨンウが主人公で、“自閉スペクトラム症”を抱えながらも、その天才的な頭脳で、国内大手法律事務所の「ハンバダ」の新人弁護士として一つ一つ訴訟問題を解決していく物語だ。
タイトルロールのウ・ヨンウを演じるのは、子役から培った確かな演技力で高い評価をうける、パク・ウンビン。『恋慕』『ブラームスが好きですか?』で知る人も多いだろう。そして、ヨンウの突然なアイディアや突然の行動も優しく、頼もしく支える同僚のジュノを演じるのは、カン・テオ(『ノクドゥ伝~花に降る月明り~』『それでも僕らは走り続ける』)。不器用ながらも少しずつ歩み寄る、ヨンウとジュノの関係をドキドキしながら見守った視聴者も多いだろう。
本作品のOST(オリジナル・サウンドトラック)の国内音楽配信(ダウンロード・ストリーミング)も好評を得ている。配信中のPart1~5に加えて、本日(9/14)part6,7がリリースされた。
Part6を歌唱するのは、主演・ヨンウ役を務めるパク・ウンビン。「The Blue Night of Jeju Island(済州島の青い夜)」この曲は1988年にチェ・ソンウォンの作詩・作曲で発表された楽曲で、これまでにソン・シギョン、少女時代のテヨンなど数々のボーカリストにカバーされている名曲だ。パク・ウンビンの丁寧で優しいボーカルがより引き立つアレンジも秀逸だ。
Part7は韓国のアカペラボーカルグループMayTreeによる「Flash」。スキャットや、ボイスパーカッションの技術を駆使した芸術的な1曲で、ドラマファンだったら「あの曲!」とすぐにピンとくるほど劇中に多用されている特徴的な楽曲だ
来週9月21には、既発表のボーカル楽曲に、BGMを加えたドラマのオリジナル・サウンドトラックSpecial ALBUM の配信も控える。重要なシーンで流れ、そのキャラクターの気持ちやドラマのテーマそのものを補完するともいわれる、韓国ドラマのOST。それぞれの楽曲を聴いて、ドラマをもっと深く味わうのはいかがだろうか。
(2ページに続く)