韓国・プサン（釜山）のパク・ヒョンジュン市長がボーイズグループ「BTS（防弾少年団）」の代替服務制度適用を建議した。
パク市長は18日、自身のFacebookを通じて建議書を公開した。
以下、パク市長が公開した建議内容全文。
“「BTS」の代替服務制度適用を建議します”
釜山市長として苦心の末、ペンを手にしました。「BTS」の芸術・スポーツ要員代替服務制度の適用を切に建議します。
2030釜山EXPO開催は、大韓民国が世界7大強国に上がるきっかけになるはずです。また大韓民国が他を追いかける国ではなく、デジタル大転換と生態的大転換を先導し、包容的秩序に向かった普遍的な文明主導国家であることを宣言できるでしょう。オリンピックやワールドカップに続き、EXPOまで開く世界7番目の国として記録されます。EXPOが開かれる6か月間、約4000万人が開催地を訪れ、その経済的価値がオリンピックやワールドカップに比べて2倍ないし3倍の61兆に達すると言われています。参加国が自国の展示館を自分たちの予算で建設するため、それ自体で黒字構造を持つ世界最大のイベントです。何より、ワールドEXPOを通じて首都圏に続き南部圏にももう一つのグローバルハブ圏を持つことにより、国家均衡発展にも膨大な効果を得られると予想されます。このような効能のため、新政府は2030EXPO誘致を国政課題として採択し、財界でも積極的に乗り出してEXPO誘致のために総力体制が整えられました。
しかし我々の競争国であるサウジアラビアとローマは手ごわい相手です。特にサウジは我々よりも1年早く誘致活動に入り、最高指導者と王族長官たちが乗り出すなど先制効果を出しています。もちろん我々も本格的な加速度を出しており、悲観する必要は全くありません。特に我々はサウジが決して持つことのできない強みを持っています。それはK-カルチャー、K-POPです。特に「BTS」のブランド価値は今日の世界において我々の想像を超えています。全世界の若者たちが熱狂し、特にEXPO誘致に影響力と決定権を持った方たちとその家族が「BTS」のファンであるケースが多いです。上からの誘致活動も大事ですが、全世界の市民が2030EXPOの大韓民国釜山開催を熱望させる下からの誘致活動も非常に大事です。大韓民国だけができる特性化戦略と言えます。
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