港に戻ってきた 3時間近く島を案内してもらってから、再び港に戻ってきた。タクシーのチャーター料金は5万ウォン(約5000円)で、妥当な金額だった。ジェファンさんの人柄のおかげで、青山島の印象はさらによくなった。 誰も傷つけない生き方 私は接客するときの彼の表の顔を見たにすぎないけれど、タクシーの中に…
チリ海岸 青山島の北西にあるチリ海岸に向かった。1キロメートルにわたって続く白い砂浜と、それを見守るように立つ松林。海の水も青く澄んでいて、視覚に入る構図のすべてが絵になっていた。 地元の人との会話 ここにも『春のワルツ』の撮影に使われた家があった。それは、男性主人公のチ…
イ・ミンギやキム・ジウォンが出演した『私の解放日誌』は、今年上半期でかなり話題になったドラマだった。特に、謎めいた男を演じたソン・ソックが称賛されていたが、私が注目したのは、主人公たちの母親に対する描き方だった(ネタバレを含みます)。 画像=JTBC 疲れ切った母親 『私の解放日誌』は、ソウルの郊外…
映画『西便制』の場面が人形で再現されていた 確かに、ハルモニにはよくわからないだろう。古いだけの家にどんな価値があるのか、と。しかし、映画やドラマを制作する側からみれば、古い民家ほど絵になる。家は年月を経て風格が出るものなのだ。 パンソリの映画 ハルモニの作業を長く中断さ…
『春のワルツ』で使われた家でハルモニと話す お目当ての民家に着くと、ジェファンさんは中庭に入り、「いらっしゃいますか」と声を掛けた。最初は返事がなかったのだが、もう一度大きく叫ぶと、中庭の奥から「いますよ」という声が返ってきた。 ハルモニとの会話 「よかった。ハルモニはい…
『春のワルツ』でハン・ヒョジュが演じたウニョンが住んでいたという設定の民家に向かった。そこには、82歳になるハルモニ(老年の女性)が、一人で暮らしているという。その途中、車でくねくねした狭い道をゆっくり走っていると、農具を持った3人の老人が道の真ん中で立ち話をしていた。 青山島の風景 人と会うのが楽…
9月3日から韓国tvNで放送されている『シスターズ』。Netflixでも配信されているので、日本でも多くの人が見ていることだろう。このドラマでは、主演のキム・ゴウンの演技がとても素晴らしい。 画像=tvN 印象的な登場人物 評判になっている『シスターズ』は、貧しい境遇で育った三姉妹の物…
貝殻細工はどれも目を奪われるほどの出来ばえで、玄関で立ち話をしていた40代の女性の美意識が十分に感じられた。『春のワルツ』でも、貝殻細工は主人公の男女が幼い頃を思い出す重要な小道具になっている。 菜の花畑が一望できた 古い時代の風情 私もせっかくの機会なので貝殻細工を一つずつじっくり見たかったのだが…
貝殻細工が陳列されている 港に戻る途中で、空車のタクシーが通りかかった。なんというタイミングの良さ。離島どころかソウルにいるかのような便利さだ。運転手さんは30代の男性で、優しい目をしていた。口調もていねいで、低い声で「どちらまで行かれますか」と聞いてきた。 300メートル級の山 私は運転手さんと相…
青山島の港から見える風景 青山島(チョンサンド)は莞島(ワンド)から南に約20キロメートルの距離にある。面積は約42平方キロメートルで、伊豆大島の半分くらいの大きさである。その青山島の港に立ったとき、真っ先に目に入ったのは、入り江に停泊する漁船の先に見えていた小山だった。 …