韓国JTBCで放送中の『愛と、利と』が終盤に入ってますます面白くなっている。主演のユ・ヨンソクとムン・ガヨンが緊迫したラブロマンスを演じている。日本でもNetflixで配信中だ。 画像=JTBC 主人公の2人 『愛と、利と』に登場するメインの4人が興味深い。それぞれ、韓国社会を象徴するような人物設定…
近年になって歴史の研究が進むと、光海君(クァンヘグン)は暴君ではなくて、むしろ名君であったという声が起こってきます。イ・ビョンホンが主演した「王になった男」はそういう論調で作られた映画で、光海君の優れた行政能力が描かれていました。 小国の生き残り策 光海君が1608年に即位したときは、豊臣軍による朝…
『二十五、二十一』の主人公はキム・テリが演じるナ・ヒド。彼女は高校生なのに、大学生のペク・イジン(ナム・ジュヒョク)に対して大きな顔をしていた。2人には4歳の年齢差があるという設定なのだが……。 画像=tvN 図に乗ったナ・ヒド ナ・ヒドがペク・イジンに対して大きな顔をしていたという根拠は、ずっとパ…
ハ・ジョンウ、チュ・ジフン、ミンホ(SHINee)、ヨ・ジングの豪華俳優陣4人が出演するウェブバラエティ「両足でチケッティング」。 1月20日(金)よりTVINGで配信がスタートした。 同番組は、ニュージーランドを舞台にした旅バラエティなのだが、そう単純な旅ではなく、常にミッションが存在しており、ミ…
光海君(クァンヘグン)はどのような王だったのでしょうか。父親は14代王・宣祖(ソンジョ)です。この宣祖は、朝鮮王朝で初めて側室から生まれた王でした。13代王までは、すべて王の正室から生まれています。それが嫡子なのですが、宣祖の場合は庶子になります。 兄は臨海君 朝鮮王朝には厳しい身分制…
清見寺の大方丈には、朝鮮通信使が残した漢詩が扁額になって飾られている 1607年、江戸時代に初めて来日した朝鮮通信使には、徳川家康に朝鮮国王の国書を渡すという重要な任務があった。彼ら一行が江戸をめざして東海道を進んで浜松に至ったとき、2年前に将軍職を息子の秀忠に譲った家康が駿府(静岡)にいるという情…
聯合ニュースなど韓国の複数のメディアは、北朝鮮で昨年の大みそかに開催された「新年慶祝大公演」で、新人歌手のチョン・ホンランが歌った曲「われらをうらやめ」の編曲が、韓国ガールズグループ「GFRIEND」が2017年に発表した「FINGERTIP」と酷似していることが分かったと報じた。 聯合ニュースは「…
清見寺の境内 広島の鞆の浦にある福禅寺からの眺めは、朝鮮通信使が「日東第一形勝」と絶賛していた。同じく朝鮮通信使が「東海の名勝」と称賛したのが、清見寺(せいけんじ)から見た駿河湾の景観だった。今はかなり風景が変わってしまったのだが……。 「東海の名勝」のその後 江戸時代、海の沖合に三保…
日本では、亡くなった人の法要は、三回忌を過ぎると七回忌、十三回忌となり、何年もの空きが出る。しかし、韓国ではたとえ何十年が経とうとも、その人の命日に合わせて祭祀(チェサ)がかならず毎年行なわれる。 祭祀が終わると宴会が始まる 昔は命日当日の午前零時から祭祀を行なわれた。 しかし、現代社会では真夜中に…
韓国tvNで放送が始まった『イルタ・スキャンダル~恋は特訓コースで~』が好調なスタートを切った。Netflixでも同時配信されているが、主役のチョン・ドヨンとチョン・ギョンホの演技力がさすがである。 画像=tvN 壮絶な逃走劇 数々の映画祭で女優賞を獲得している「大女優」のチョン・ドヨンが、コミカル…