『野王~愛と欲望の果てに~』(以下、『野王』と表記)では、クォン・サンウが極貧生活から脱出して、大統領夫人の座を狙う女性への愛を懸命に貫こうとする男ハリュを演じる。しかし、その愛は、彼女の裏切りによって復讐へと変わっていく。ヒロインは「涙の女王」で知られるスエ。また、本当の愛を知らない大企業の御曹司…
韓国における今までの芸能事務所は、マネージャーから独立した人が代表となるケースがほとんどだった。この場合、代表が芸能界をよく知っているという利点はあったが、他の世界のことは知らず、人脈も薄かった。それによって、他のジャンルに進出するといった事業の拡大には向いていなかったのだ。しかし、最近はそんな傾向…
張禧嬪(チャン・ヒビン)を演じたキム・ヘス 第1回/朝鮮王朝の3大悪女 朝鮮王朝は王を頂点とする中央集権国家だったのですが、儒教的な価値観が国土の隅々まで浸透していました。それによって社会がどうなったかと言いますと、格式と序列が重んじられました。今までの伝統をしっかりと踏…
最近は、韓国ドラマの中でも女性の揺れ動く心情を丁寧に描いている不倫ドラマが増えているような気がします。マクチャンドラマといわれるドロドロの愛憎劇も相変わらず多いですが、チ・ジニ、ハン・ヘジンが主演した『温かい一言』のように、日常のふとしたところにある危険な恋を女性視聴者の目線に合わせて作られているド…
『暗殺』の主役3人。右からイ・ジョンジェ、チョン・ジヒョン、ハ・ジョンウ 昨年夏に韓国で公開されて観客動員数1270万人を記録した映画『暗殺』。植民地となっていた1930年代の京城(今のソウル)が舞台になっている。大きな話題となったのは、チョン・ジヒョン、イ・ジョンジェ、ハ・ジョンウと…
朝鮮王朝22代王・正祖の肖像画 第17回 命を狙われながらも功績を残した名君 韓国時代劇のドラマ『イ・サン』や映画『王の涙-イ・サンの決断-』の主人公として有名な正祖(チョンジョ)。王になる前から何度も命の危機にさらされた彼は、どのような人生を歩んだのだろうか。その背景を…
清見寺の大方丈には、朝鮮通信使が残した漢詩が扁額になって飾られている 1607年、江戸時代に初めて来日した朝鮮通信使には、徳川家康に朝鮮国王の国書を渡すという重要な任務があった。彼ら一行が江戸をめざして東海道を進んで浜松に至ったとき、2年前に将軍職を息子の秀忠に譲った家康が駿府(静岡)にいるという情…
今は取っていないのだが、数年前に、韓国の『朝鮮日報』と『スポーツ朝鮮』を毎日配達してもらったことがあった。韓国でその日に出た朝刊が夕方には日本のわが事務所に届くのである。とても重宝していた。 韓国の新聞は取材ネタより論評が多い あるとき、韓国の新聞を配達してくれる業者が「サービスで配ります」と言って…
広島の鞆の浦にある福禅寺からの眺めは、朝鮮通信使が「日東第一形勝」と絶賛していた。同じく朝鮮通信使が「東海の名勝」と称賛したのが、清見寺(せいけんじ)から見た駿河湾の景観だった。今はかなり風景が変わってしまったのだが……。 清見寺の境内 「東海の名勝」のその後 江戸時代、海の沖合に三保…
チャン・グンソクが主演した『テバク』で19代王・粛宗(スクチョン)を演じたチェ・ミンス。『トンイ』でのチ・ジニを初めとして、今まで多くの俳優が粛宗を演じているが、「チェ・ミンスの粛宗が最高!」という声が多い。それほど彼の演技は見る者を身震いさせた 写真=韓国SBS『テバク』公式サイトより 鬼気迫る演…