10月2日から6日まで韓国中部の鶏龍(ケリョン)市の非常滑走路で開催された今年の地上軍フェスティバル。大いに盛り上がったが、その模様を数回の記事で改めて振り返ってみよう。記事は、地上軍フェスティバルを徹底的に取材した「Takahata」さんと私(康熙奉〔カン・ヒボン〕)が対談するという形。第1回目は…
張禧嬪(チャン・ヒビン)を演じたキム・ヘス 韓国時代劇には数々の魅力的な女性が登場するが、そのなかでも抜群の存在感を放つのが、「朝鮮王朝3大悪女」の1人に数えられる張禧嬪(チャン・ヒビン)だ。“絶世の美女”として歴史書にも記されている彼女は、宮女から側室となり王の子を授かりながらも、最…
第4回 米びつに閉じ込められた世子 英祖(ヨンジョ)は意地になって、「たったいま世子(セジャ)を廃したのだが、史官はちゃんと聞いていたのか」と大声を出した。史官といえば正式な記録を残す官僚である。英祖は、自分の言葉を正式な文書に残すことをはっきりと要求した。 …
親友同士として知られるイ・ミンホとチョン・イルはともに1987年生まれだ。兵役は30歳を越えて延期できないので、2人は近いうちに兵役に就かなければならないが、社会服務要員(公益勤務)の判定を受けている。 交通事故に遭った2人 イ・ミンホとチョン・イルがともに社会服務要員と判定されたのは…
第3回 自決の強要 重臣たちは執拗に、思悼世子(サドセジャ)を告発した羅景彦(ナ・ギョンオン)の処罰を求めた。彼らは官僚機構の秩序を守るためにも羅景彦を生かしてはおけないと考えていたのだが、果たして理由はそれだけだったのか。むしろ、羅景彦に生きていてもらっては困る別の理由があったのではないのか。いず…
今年の地上軍フェスティバルで大活躍だったイ・スンギ 10月2日から6日まで開催された地上軍フェスティバルで、公演中にMCから歌まで披露して大活躍したイ・スンギ。そのステージを見ていると、誠実な人柄が随所に感じられて、改めて彼の魅力にとりつかれた人が多かった。 12月から上等兵に昇格 イ・スンギは19…
第2回 告発された世子 思悼世子(サドセジャ)をめぐって朝鮮王朝が大混乱に陥ったのは、1762年5月22日のことだった。世子が住む東宮(トングン)で働く羅景彦(ナ・ギョンオン)という者が、「世子が内侍(ネシ/王宮に仕える宦官)たちと組んで謀反をたくらんでいます」と訴え出てきたのである。 …
文化や慣習が多少違っても、現代物ならすぐ感情移入できると思われるのに、なぜ難解な韓国の歴史物が日本で人気なのか、最近読んだ本からヒントを得ました。 春日太一『なぜ時代劇は滅びるのか』の中で今日、時代劇が流行らない理由をいろいろな角度から分析していますが、日本の歴史ドラマに当てはまるのが「〈考証をうる…
第1回 老論派の陰謀 朝鮮王朝で最大の悲劇とも言える「世子の米びつ餓死事件」(1762年)。この事件の当事者は英祖(ヨンジョ)と思悼世子(サドセジャ)だが、どうしてこんな悲劇が起こったのか。5回にわたって記事を掲載します。 政治改革を進める王 1724年8月30日に朝鮮王朝21代王とし…
10月6日、地上軍フェスティバルもいよいよ最終日を迎えた。朝には霧がかかっていたが、会場に着く頃には日が差し、雲ひとつない青空の下、秋のお祭りらしい天気になった。(前回の記事はこちら) MCはイ・スンギとウニョク 入場時間の1時間ほど前には、メイン会場の両サイドには「何時から並んだのか…