1689年、19代王の粛宗(スクチョン)は仁顕(イニョン)王后を廃妃にして側室の張禧嬪(チャン・ヒビン)を王妃に昇格させた。しかし、張禧嬪は安泰とはならなかった。淑嬪・崔氏(スクピン・チェシ)という強力なライバルが現れたからだ。彼女はドラマ『トンイ』の主人公になった女性である。 3つの説 「朝鮮王朝…
7月16日に兵役をスタートさせたチャン・グンソクは、ソウル消防災難本部で勤務することになった。そこに決まった理由として、どんなことが考えられるのか。『韓流スターと兵役』(光文社新書)の著者で韓国の兵役事情に詳しい康熙奉(カン・ヒボン)氏に聞いてみた。ソウル消防災難本部のシンボルマーク 適切な判断 ―…
予防訓練を行なうソウル消防災難本部の職員たち(写真提供/ソウル消防災難本部) 7月16日に社会服務研修センターに入って兵役をスタートさせたチャン・グンソク。彼が2年間勤務する場所がソウル消防災難本部であることが明らかになった。果たして、ソウル消防災難本部とはどんなところなのか。 2年間の服務 韓国を…
韓国にはスポーツやクラシック音楽で優秀な成績をあげた人が兵役免除される制度がある。それと同じように、韓流で国家に貢献した芸能人も兵役を免除すべきだという意見が出てきた。背景には、防弾少年団の快挙があるのだが……。 兵役免除の公平性とは? 韓国の国会議員が兵役免除の問題を提起して話題になっている。 そ…
東野圭吾の小説『ナミヤ雑貨店の奇蹟』が、韓国で100万部以上も売れたことが7月25日に明らかになった。電子書籍版を入れると、合計で120万部を突破しているという。人口5000万人に過ぎない韓国では、異様なほどの売れ方である。 図書館でもよく読まれている 東野圭吾の『ナミヤ雑貨店の奇蹟』が韓国で発売さ…
写真=植村誠 1720年6月8日に19代王の粛宗(スクチョン)が亡くなった。それによって、粛宗と張禧嬪(チャン・ヒビン)との間に生まれた世子(セジャ)が20代王・景宗(キョンジョン)として即位した。 人々が讃えた王 景宗は1688年に生まれた。 性格が良く人望があった。 …
2018年の上半期(1月~6月)に日本を訪れた外国人観光客は1589万8900人で、前年より15.6%アップした。外国人の内訳を見ると、圧倒的な人口を誇る中国人が405万6400人で1位なのだが、中国人と同じくらい日本に来ているのが韓国人で、その数は401万6400人だった。前年比で18.3%の増加…
19代王・粛宗(スクチョン)が張禧嬪に出会ったのは1680年だった、と言われている。張禧嬪は通訳官の親戚というコネで王宮に入ってきた女官である。絶世の美女だったことは間違いないので、艶福家の粛宗は一目で気に入った。 後継ぎを熱望した粛宗 王が女官を気に入って一晩共にすることを承恩(スン…
2014年6月14日、ドラマ『キレイな男』の日本初放送を記念したファンイベントが東京国際フォーラムで開催された。このドラマでチャン・グンソクは、女性なら誰もがこころ惹かれる美男子トッコ・マテを演じた。このマテは10人の女性と出会い、成功のノウハウを学んでいった。 新しいチャン・グンソク ファンイベン…
日本では、亡くなった人の法要は、三回忌を過ぎると七回忌、十三回忌となり、何年もの空きが出る。しかし、韓国ではたとえ何十年が経とうとも、その人の命日に合わせて祭祀(チェサ)がかならず毎年行なわれる。 祭祀が終わると宴会が始まる 昔は命日当日の午前零時から祭祀を行なわれた。 しかし、現代社…